- 議題1 今年度の審議会の運営について
事務局から審議会は今後原則年1回春に開催することとし、前年度の取組結果を評価総括することが提案され、委員から特に意見はなく了承された。
今年度は遺伝子組み換え作物の試験栽培の予定がないことから、専門部会は開催予定がないとの報告があった。
議題2 新潟県における食品安全基本方針平成17から19年度アクションプランの実施状況と評価について
事務局から資料No.1「新潟県における食品安全基本方針平成17〜19年度アクションプランの実施状況と評価について(案)」の説明があった。
委員からの主な意見は以下のとおり
- HACCPに関する県の指導、支援についてもう少し宣伝活動をすべき
- 学校給食における地場産農産物の使用割合を増やすため、先進的に実施しているグループ一緒に活動を進めるべき。
- 学校給食における地場産農産物の使用割合の指標や達成状況、評価を公表することは、家庭での食に対する関心度が高まるのではないか。
- 評価の指標がない項目があり、達成状況が確認しにくいのではないか。
- 実施状況欄には、できるだけ実績の数字を入れるべき。
- 未達成の部分は次の取組にどうつながっているのかわかるようにすべき。
- 評価の報告はインターネットだけでなく他の方法も考えてほしい。
- 議題3 にいがた食の安全・安心基本計画に基づく今年度の取組について
事務局から別添資料「にいがた食の安全・安心基本計画」に基づき、平成19年度に実施している主な事業について説明があった。
委員からの主な意見は以下のとおり
- スーパーマーケットなどの店頭での情報提供事業は対象店舗数を増やした方がよい。
- 情報提供事業では、消費者がどんな情報を欲しがっているか把握するようなフィードバックの仕組みを作るべき。
- 情報提供事業では、ポスターに二次元バーコードを印刷し、携帯電話で食の安全情報に簡単にアクセスできる仕組みを作ってほしい。また、携帯電話のサイトにはクイズ入れることも検討してほしい。
- エコファーマーを増やす取組は大変良いので続けてほしい。
- 消費者がエコファーマーの商品を選んで購入できる仕組みをつくってほしい。そうすれば、エコファーマーの存在を広く知らせることができる。
- 「新潟県特別栽培農産物」認証制度は、マークはシンプルだが名称が非常に固いので、キャッチコピー的なものを使って消費者にわかりやすくした方がよい。消費者が受け入れやすい工夫をしてほしい。
- 食の安全に関するコスト負担も大切なので、トレーサビリティや減農薬など食の安全・安心に取り組んでいる商品には、その旨が表示された方がよい。
- 減農薬栽培をしているが、その旨表示してもしなくても、同じ価格で取引されてしまう現状がある。農家や消費者も勉強会など開いて勉強したほうがよい。
- 議題4 にいがた食の安全・安心条例に基づく施策の申出の処理について
- (食品営業許可の種類及び手数料の見直しに関する意見)
- 事務局から資料No.2「食の安全・安心に関する施策申出に対する検討」に基づき、今回の施策申出の経緯と内容について説明があった。
委員からの主な意見は以下のとおり
- 現行制度と例えば許可を一本化した場合で、消費者や事業者のメリット、デメリットがよくわからない。
- 取り扱う食品に応じた規制も必要と思う。
- 行政の方が詳しい内容と思うので、慎重に検討をしてほしい
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