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にいがた食の安全・安心審議会

第19回にいがた食の安全・安心審議会
「にいがた食の安全・安心審議会」とは?
日時 平成30年2月6日(火) 3時00分〜4時58分
場所 新潟県自治会館201会議室(新潟市中央区新光町4番地1)
出席者

[PDF]出席者名簿(145KB)

  • にいがた食の安全・安心審議会委員13人
  • 行政関係
  • 報道機関1社
  • 一般傍聴者1人
内容
  • 議題1 審議会の運営について
  • 議題2 にいがた食の安全・安心審議会傍聴要領の改正について
  • 議題3 にいがた食の安全・安心基本計画の進捗状況について
  • 報告  「にいがた未来創造プラン」の策定について
資料
13人の委員に出席していただきました。
にいがた食の安全・安心基本計画に基づく取組などについて、意見を伺いました。

[PDF]議事録(257KB)


概要


 議題1 審議会の運営について

 事務局から、資料1により、にいがた食の安全・安心基本計画と審議会のこれまでの経過を説明し、平成29年度は計画の進捗状況の点検を主な目的として年1回の開催とする方針が委員から了承されました。

 議題2 にいがた食の安全・安心審議会傍聴要領の改正について
 
 事務局から、資料2により、にいがた食の安全・安心審議会傍聴要領の改正について説明し、事務局提案に一部文言を訂正して改正を行うことが了承されました。
 委員からの意見・質問は以下のとおりです。 
  • 【佐藤委員】
     傍聴要領3の会場の秩序維持(2)の文章に主語がないため、傍聴者が会場で好ましくない行為をしたとき、会長が注意することを書いた方がよいのではないか。
 議題3 にいがた食の安全・安心基本計画の進捗状況について
 
 事務局から、資料3により、基本計画の進捗状況を説明し、本県の食の安全・安心に関する施策の取組について審議されました。
 委員からの意見・質問は以下のとおりです。
  • 【渡部委員】
     食に関して何となく不安がある県民に対して、その不安を解決するものが施策9「県からの情報発信の強化」であると思う。今後、県からの情報発信の強化をどのように進めるか、考えを伺いたい。
    〈県の回答〉
      アンケート調査の結果、県内では、生産者や製造業者からの食の安全に対する情報発信が不足している、県外では、新潟県の食品を良く知らないと いう回答が多かったことから、行政が発信する食の安全情報に加えて、生産者や製造業者からの情報を取り上げていきます。

  • 【清田委員】
     県民アンケート調査で、「生産者や製造業者が信用できないから」と回答した人の信用できないと思っている具体的な事例について把握していれば伺いたい。
     また、施策3「安全で安心な水産物の提供の推進」のうち、鮮度・衛生管理対策についての啓発・指導の具体的な人数について伺いたい。
    〈県の回答〉
      具体的な事例までは把握していません。
      水産関係者への啓発・指導として、市場、競り場等の現場に出て啓発・指導を行っていますが、具体的な人数は把握していません。
  • 【浦上委員】
     「食品衛生監視員のHACCP(ハサップ)研修受講率」は、年1回開催しての受講率なのか、それとも複数回開催した累積の受講率なのか伺いたい。
    〈県の回答〉
      年1回開催した結果です。

  • 【新井委員】
     HACCPに取り組む県内事業者を紹介する企画は、とても分かりやすく、安心につながる良い取組だと思った。
     一方で、HACCPの認知度調査では「ほとんど知らない」、「全く知らない」という回答が多く、多くの機会で県民の目に触れる仕組みを作っていただくとよい。

  • 【高内委員】
     県外の方へのアンケート調査について、「新潟県産の食品を買ったことがあるか」等を質問した上で、「新潟の食品をどのように思うか」を聞いた方が、より実態に近い結果が得られるのではないか。
     本県産の食品の浸透、認知度向上につながり、結果として安全だと思う県外の住民の割合を増やすことにもつながるのではないか。

  • 【貝瀬委員】
     消費者へのHACCPの認知度向上について、主に主婦層を対象とした取組は、どのように行っているか伺いたい。
     また、HACCPについて、消費者向けに講義してもらうことは可能か伺いたい。
    〈県の回答〉
      県内のスーパーマーケットの協力を得て、HACCPも含めた食品衛生に関する内容を掲示して認知度向上に取り組んでいます。
      20人程度集まる会であれば、県の出前講座を利用できるため、そちらを御活用ください。

  • 【菅井委員】
     食の安全・安心に関する知識の普及について、各委員がそれぞれの立場で啓蒙や伝達に取り組む必要がある。

  • 【佐藤委員】
     条例に基づく施策の申出制度について、ホームページへの掲載だけでなく、業界団体等の関係者から意見を聞くなど協力をしてもらい、積極的に活用できる体制が望ましい。
     食の安全は、人間の基本的な営みなので、年1回の審議会開催は少ないのではないか。

  • 【城会長】
     今年度のアンケート調査の結果、成果指標の数値が高い結果となったが、今後どのように増加させていくか伺いたい。
    〈県の回答〉
      「どちらとも言えない」と回答した人が、県内で約10%、県外で約20%いるため、情報発信を強化して、「どちらかと言えば安全だと思う」方向へ流れるよう努めます。

  • 【田村委員】
     県内と県外の調査において、対象者の年齢構成が一部異なっていたため、同じ構成で実施できるとよい。
     また、今後、県産食品の食材を特定して質問することは想定しているか伺いたい。
    〈県の回答〉
      今後精査を行うが、食材を特定して調査をする場合は、県内と県外で比較できる食材を検討します。
 報告 にいがた未来創造プランの策定について
 
 事務局から、資料4−1及び4−2により、にいがた未来創造プランにおける食の安全・安心の推進について説明しました。
 委員からの意見・質問は以下のとおりです。
  • 【城会長】
     HACCP導入率の達成目標は、現在9.7%、中間目標として30%、最終目標で100%となっており、目標値としては高いと思うが、どのように設定したか。
     また、実現可能な達成目標なのか。
    〈県の回答〉
      HACCPの導入率は、中小規模の事業者で特に低く、HACCP導入モデル事業や事業者向けの実践的な講習会を実施して、現在の全国値(28.6%)並 に追いつくことを中間目標に設定しました。今後、HACCPによる衛生管理の義務化を見据え、導入支援に取り組んでいきます。

お問い合わせ

〒950-8570新潟市中央区新光町4番地1
新潟県福祉保健部生活衛生課(食の安全・安心推進係)
電話:025-280-5205FAX:025-284-6757
キャッチフレーズ 「見える安全 知る安心 みんなで育む 食のにいがた」

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