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☆・☆・・「にいがた」から食の安全・安心をお届けします!・・☆・☆
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┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆創刊号◆新潟県生活衛生課発行(平成18年7月14日発行)◆◆
「にいがた」から「食の安全・安心」情報を、採れたて新鮮なままお届けするメールマガジン『いただきます!にいがた食の安全・安心通信』の創刊号です!
こどもが、大好きなごはんを「いただきます!」と言って目を輝かせながら食べるように…「にいがた」の「食の安全・安心」情報をおいしく味わっていただきたい…そんな思いをこめて、配信していこうと思っています!
*** 今号の目次 ***
■1 ごあいさつ〜メールマガジンを創刊しました!〜
■2 食の安全・安心「注目」トピックス
・季節はずれの?カンピロバクター食中毒流行
■3 ホームページ厳選採れたて情報
■4 食の安全・安心リレーコラム
・生肉料理を安易に食べないで!
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│1 │ ごあいさつ 〜メールマガジンを創刊しました!〜
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みなさん、こんにちは。
新潟県福祉保健部生活衛生課長の飯田和久です。
新潟県ホームページ内にある「にいがた食の安全インフォメーション」では、これまでも様々な《食の安全・安心情報》を提供して参りましたが、昨年10月「にいがた食の安全・安心条例」が制定され、情報提供のより一層の推進が謳われたことを踏まえ、このたびメールマガジン「いただきます!にいがた食の安全・安心通信」を配信することとなりました。
新潟県では先ごろ、庁内の関係部局で構成する「食の安全・安心戦略会議」を立ち上げ、食の安全・安心を推進するための体制を整えました。
さて、私は、「食の安全・安心戦略会議」議長として、また、県職員として「伝えたい」と思っていることと、消費者や県民の皆さんが「欲しい」と思っておられる情報との間には、まだまだギャップがあると感じています。このギャップをどう埋めていくかが、私たちに課せられた重要なテーマだと考えています。
そのためには、様々な方向にアンテナを張り巡らせ、皆さんの不安や本音がどこにあるのか探り、個別の相談・問い合わせに丁寧に対応していくなど、できるだけ皆さんが欲しいと思っておられる《食の安全・安心情報》が提供できるよう、関係部局と連携し努めて参ります。
なお、メールマガジンに対するご意見・ご感想などございましたら、生活衛生課までどしどしお寄せいただきたいと思います。
今後とも「いただきます!にいがた食の安全・安心通信」へのご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
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│2│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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にいがたの食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピッアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
★★★★食中毒予防注意報を発令しました!★★★★
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新潟県は、最近の豪雨を受けて、昨日7月13日、腸炎ビブリオ食中毒を予防するため、「食中毒予防注意報」を発令しました!
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新潟県内は今週7月11日から大雨が降り続いています。
幸いにも、平成16年の「7.13新潟豪雨災害」時のような被害には至っていないようですが、皆さん、くれぐれもご注意ください。
さて、2年前の集中豪雨の時ですが、実はその後7月から8月にかけて、岩かき等を原因食品とした腸炎ビブリオ食中毒が集中的に多発しました。数字で見るとはっきりしますが、腸炎ビブリオ食中毒の平成16年の発生件数は28件、患者数は281人でした。なんと、普段の年の5〜6倍です。
腸炎ビブリオは、沿岸海域の泥の中に住む細菌で、水温の上がる夏に大量に増えて、魚介類に付着します。
また、豪雨などによって増水した河川の水が一気に流れ、海域が濁った時に、大量の腸炎ビブリオ菌が発生するという報告があります。
そのため、夏場の豪雨後には、同様の食中毒の発生が懸念されるので、今回「食中毒予防注意報」を発令し、食中毒の発生防止に万全を期すよう、県民の皆さんや食品関連事業者の皆さんへ注意喚起を行いました。
皆さんも注意報の予防情報をよくご覧いただき、食中毒の未然予防にぜひご活用ください。
▼詳しくは、こちらから…
★★県民の皆さんへのワンポイントアドバイス★★
この菌の弱点や特徴をよく知ることで、予防対策が分かりますよ。
■特徴1:真水に弱い
→ 予防1:魚介類を(内臓等除去した後の腹の中も)真水でよく洗う
■特徴2:熱に弱い
→ 予防2:加熱調理の場合、中心部まで十分加熱
■特徴3:増殖が速い
→ 予防3:買った時から低温管理、調理後はすぐに食べよう
▼腸炎ビブリオ食中毒に関する情報はこちら
▼腸炎ビブリオ情報は、こちらからご覧ください。
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■「第1回にいがた食の安全・安心審議会」の開催結果を公表しました!
この審議会では、消費者・事業者・学者等の皆さんが委員となって、「食の安全・安心」に関する事項などを審議します。委員の皆さんは、本メルマガのコラムの執筆陣としても登場しますよ
(●^O^●)
■平成18年度新潟県製菓衛生師試験案内が公表されました!
皆さん、製菓衛生師の資格って、ご存知ですか? スイーツが大好き!という人も、パティシエを目指している!というあなたも、食品衛生に精通したお菓子作り職人を目指す資格の世界を覗いてみよう!
■野菜等の残留農薬検査結果(6月分)を公表しました!
新潟県では、毎月、野菜などの農産物を県内のスーパーなどから収去し、残留農薬の検査を行っています。地場産リストや地元情報、輸入情報などを基に、なるべくその時々の旬のものを中心に選ぶよう計画を練りました☆
■県内のBSE検査情報(6月分)を掲載しました。
★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!
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■「にいがた和牛・にいがた地鶏を味わう夕べ」7月26日に開催します!
県民の皆さんを対象に、新潟県のブランド畜産物の紹介と「にいがた地鶏」のロゴマークの発表を行い、それらを食材とした創作料理を味わっていただきます!現在、参加者(先着120名)募集中!(申込期限:7月20日(木))[PDF:172KB]
■遺伝子組換え作物に関する専門部会のページができました!
今年度、北陸研究センターから提出された遺伝子組換え稲の開放系試験栽培の届出書に対する調査審議結果や審議過程などがご覧になれます。
■県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報を更新(7月9日情報)
■コイヘルペスウイルス病に関する情報を更新(6月28日情報)
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│4│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は…◇◇ 県職員が執筆しました!
★★ 生肉料理を安易に食べないで! ★★
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焼肉店に入りますと、「牛レバー刺し」を提供しているお店をたまに見かけます。「おいしいから」「精がつくから」といって安易に食べるお客さんがいますが、「牛レバー」を「生」で食べることの危険性を知っているのか心配になります。おそらく店で提供されるものが危険なはずはないという思いこみで食べている人が多いのではないかと思います。
しかし、「牛レバー」を「生」で食べるのは危険なのです。
厚生労働省は、健康な牛の肝臓の約1割からカンピロバクターという食中毒菌を検出したと発表しており、食中毒予防の観点から、特に若齢者、高齢者等の抵抗力の弱い人は、O157のような恐い食中毒にかかる恐れもあるため、生肉を食べないよう注意喚起しています。
▼詳しくは厚生労働省ホームページの下記URLをご覧ください。
実際に、過去1年間に県内で「牛レバー刺し」が関与したと考えられるカンピロバクター食中毒は4件発生しています。(保健所に届出されなかったものを含めるともっと多いでしょう・・・・。)
誤解しないでもらいたいのですが、牛レバーそのものを危険といっているのではなく、「生」で食べることを危険だといっているのです。
牛レバーに限らず、生肉には食中毒菌がついていることがあり、それ自体は普通のことです。よく「加熱」して食中毒菌を死滅させれば、「安全」に肉を食べられます。
このコラムをお読みになった皆さまには、生肉料理を安易に食べないでいただきたいものです。
▼カンピロバクター食中毒の情報はこちらからどうぞ☆
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