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☆・☆・・「にいがた」から食の安全・安心をお届けします!・・☆・☆
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┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第13号◆新潟県生活衛生課発行(平成18年12月28日発行)◆◆
今日は、県庁も仕事納めです。お寿司を食べて、大掃除をして、ゆとりを持って過ごしたいと思いましたが・・・
昨日の2件のノロウイルスによる食中毒事件の発表を受け、県ではついに食中毒発生警報を発令しました。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行も依然続いています。
年末年始を楽しくすごすためにも、体調管理のほか、食中毒と感染性胃腸炎の予防にも気を付けていただきたいと思います。
みなさんが良い年末年始を過ごせますように(^^)/
*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・食中毒発生警報が発令されました!
■2 ホームページ厳選採れたて情報
■3 食の安全・安心リレーコラム
・小さな地産地消〜休耕田に挑戦〜
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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にいがたの食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピッアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
★★★★ 食中毒発生警報が発令されました! ★★★★
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本日、県は、ノロウイルスによる食中毒が連続して発生している事態を受け、既に発令している食中毒発生注意報を切り替え、「食中毒発生警報」を発令しました。
★☆なぜ、警報を発令したの?
県では、県内の営業施設においてノロウイルスによる食中毒が11月末から連続して4件発生したため、「食中毒発生注意報」を発令し、営業者のみなさんに注意を呼びかけていました。
それにもかかわらず、12月23、24日に連続して大規模なノロウイルスによる食中毒が発生しました。
また、これから年末年始を迎え、帰省などにより、多くのみなさんが集まって会食する機会も増えます。
そのため、これ以上、食中毒が発生しないよう警報を発令しました。
なお、ノロウイルスによる食中毒発生警報が発令されたのは、初めてのことです。
★☆ 食中毒予防のポイントは?
次のポイントを徹底してください。
1 トイレの後、食事前は、手に付いたノロウイルスを落とすため正しい手の洗い方を徹底すること!
石けんをつけてからすすぎに入るまで、30秒以上かけてしっかり洗うこと
2 おう吐・下痢などの症状がある場合は、調理作業に従事しないこと
3 調理設備・器具の洗浄および消毒を徹底すること
★☆カキは危ないの?
新聞でも、報道されているとおり、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行などに関連して、カキの売り上げが激減するという風評被害が発生しています。
確かに、原因になりやすい食品として、ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝であるのは事実です。
(カキも、もともとウイルスを持っているわけではなくなく、人間界から排出されるノロウイルスに汚染されてしまっている被害者なんですよ)
しかし、今シーズン、県内では6件のノロウイルスによる食中毒が発生していますが、カキが原因食材と断定されたものはありません。
カキは、加熱(中心部85℃、1分間以上)して食べれば安全です。
県内では佐渡産のカキが旬を迎えていますが、加熱調理用のみの出荷であり、十分加熱すれば安心して食べられます。
怖がらずに、みなさんも旬の味覚を楽しんでください。
▼ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒情報はこちら
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│2 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■ノロウイルスによる食中毒が連続して発生しているため、食中毒発生警
報を発令しました。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒情報も毎週発行しています。
■牛肉の原産地表示取組宣言店を掲載しました。(計74店舗)
■食品衛生法違反者等の公表を行いました。
■平成18年度食中毒発生状況を更新しました!
■各種意見交換会等の開催情報を提供しています。
○食品に関するリスクコミュニケーション(輸入食品の安全確保及びBSE対策)の開催について(厚生労働省)(1月15日東京都)
○食品に関するリスクコミュニケーション(食品添加物及び輸入食品の安全確保)の開催について(厚生労働省)(1月22日神戸市)
○食品に関するリスクコミュニケーション(農薬に関するOECDの取組(仮題))の開催について(食品安全委員会)(1月24日東京都)
○北陸バイオマスセミナーを開催します。(北陸農政局)(2月9日福井市)
○フォーラム「ライスランド北陸inふくい」を開催します。(北陸農政局)(2月24日福井市)
○食品に関するリスクコミュニケーション(農薬に関する意見交換会)の開催について(食品安全委員会)(1月25日福島市)
○食育シンポジウム「食を考える国民フォーラム」の開催について(農林水産省)(1月26日東京都千代田区)
★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!
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■「旬のおさかな情報(「カキ」と「ブリ」)」を掲載しました。
■エノキタケ「雪ぼうし」が12月26日頃から本格販売します。
■平成18年度「にいがたきのこ料理コンクール」の優秀作品を掲載しました。
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│3 │ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は…◇◇ 審議会の 重野 徳夫 委員(新潟県農業協同組合中央会 専務理事)から執筆していただきました!
★★★★ 小さな地産地消〜休耕田に挑戦〜 ★★★★
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最近、市民農園や家庭菜園など、土との触れ合いを楽しむ環境が広がっています。私も、数年前から農家の休耕田を借りて、野菜作りに取り組んでいます。
今年の我が家の大根や白菜など秋野菜は大豊作でした。11月中旬に妻と沢庵大根を収穫しましたが、漬物大根にしては、大きすぎるほど見事に育ちました。
私の腕もまんざらでない、プロに上達したかな?・・と家族に自慢しました。ところが、今年は、秋野菜が夏以降の天候に恵まれ、全国的に大豊作ということでした。先日のテレビでも北海道では、キャベツが取れすぎて、価格維持のため畑で破棄しているというニュースを見てがっかりしました。
我が家の農園は、全く計画性がなく少量多品目が無造作に栽培されております。また、イザ、収穫となると青虫や野鳥に先を越され、半作程度でしょうか。
もちろん無農薬のため、雪が溶けキャベツが芽吹きしてくると、キャベツの周りをチョウチョが飛び交います。最初はキャベツに舞うチョウチョなどと春の和やかさを感じていました。ところがキャベツには見る見る青虫がびっしりと付き、キャベツが玉になる前に青虫軍団にすっかりやられて、食卓に出されるキャベツは、スーパーで買ってきたものがほとんどです。
トマトが美味しそうに完熟し、あと2.3日したら初物の収穫だなと楽しみにして朝行ってみると、無惨にもカラスに赤い美味しそうなものだけ突かれており、収穫どころでありませんでした。電線に留まっているカラスに小石を投げて追い払いましたが、ジ・エンドです。
梅雨時期になると、畑には多種多様な雑草がどんどん出てきます。炎天下のクソ暑いのに、麦わら帽子をかぶり、タオルを腰に下げ草むしりに終始します。
しかし、収穫できた時の喜びはひとしおです。先月中旬に妻と32本の大根を収穫した日、夕食時のビールの味は最高でした。
青虫や雑草との戦いがあっても、朝露の中、キュウリやナスの収穫は、前日の二日酔いを一気に解消してくれます。休耕田での家庭菜園は本当にささやかな自給ですが、私の健康管理の宝物と自負し、これからも挑戦を続けます。 |
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