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☆・☆・・「にいがた」から食の安全・安心をお届けします!・・☆・☆
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┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第17号◆新潟県生活衛生課発行(平成19年2月23日発行)◆◆
*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・監視指導計画への意見募集中!ほか
■2 ホームページ厳選採れたて情報
■3 食の安全・安心リレーコラム
・農家の思うまま
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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にいがたの食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
★★★★ 監視指導計画への意見募集中! ★★★★
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県では、「平成19年度新潟県食品衛生監視指導計画」を策定しています。
この計画案について、県民の皆さんのご意見を3月16日まで募集しています。
★☆ 監視指導計画とは?
新潟県食品衛生監視指導計画は、食中毒など、食品による健康被害を防止するために、県(新潟市の区域を除く)が実施する飲食店や食品スーパーなどの食品営業施設等への立入検査や製品検査の具体的な計画を示したものです。
★☆ 平成19年度計画案の特徴
平成19年度は平成18年度に食中毒が多発したことから、その状況を勘案し、食中毒の種類別に予防強化期間を設定し、集中的に注意を呼びかけるなど、食中毒の発生防止に力点を置いた計画としました。
その他、今年度の新たな取組は次のとおりです。
1 新たに食の安全・安心月間を設定し、県民のみなさんが不安に思っている事柄について、意見交換会や講習会を行い、消費者・事業者・県の相互理解を深めます。
2 食品販売店や飲食店などの協力を得て、店頭でのポスター掲示やチラシ配布、広告への掲載などを通じ、消費者に食の安全に関する様々な情報を提供します。・・・・など
★☆ どんな意見を出したらいいの?
具体的には、日頃、飲食店等を利用して感じていることや、監視指導について取り組んで欲しいことなど、計画案をお読みになってい頂いた上で、次のような視点で提案していただきたいと考えています。
1 最近ノロウイルスによる食中毒が多いと聞いています。
→食中毒予防強化期間に予防事業をしっかり実施して欲しい。
2 監視指導計画(案)は、文字が多く読みづらい。
→図表やイラストを入れて解説して欲しい。
3 食の安全に関するわかりやすい情報をもっと知りたい。
→ホームページを見ることの出来ない方向けに情報誌を発行したらどうか?
▼意見募集について、くわしくはこちら
▼新潟県食品衛生監視指導計画
なお、新潟市でも監視指導計画への意見を募集しています。
★★★★ 食品安全委員会 小泉委員の講演 ★★★★
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2月16日の県主催の研修会で、食品安全委員会の小泉直子委員から「食品健康影響評価における科学とリスクコミュニケーション」と題してご講演をいただきました。
会場の都合で、聞くことができたのは行政関係者だけだったのですが、講演の内容については、機会がありましたらホームページなどでご紹介したいと考えております。
特に印象に残ったのが、食品安全委員会に対して、政治的な圧力はないのかとの会場からの質問に対し、毅然とした態度で「科学者としてきちんとリスク評価を行っている。委員会に対して政治的な圧力がかかったことは一度もない。」と答えられたところでした。
米国産牛肉の輸入などの際に、マスコミなどから食品安全委員会の姿勢について批判されたこともありましたが、今回の発言でも、考えていることが正しく伝わらない悔しさ、難しさを改めて感じることができました。
食品安全委員会ではホームページで一般の方向けにもわかりやすい情報を発信しています!
▼一般の方向けの解説をお探しの方へ(食品安全委員会)
▼キッズボックス(食品安全委員会)
▼食品安全委員会季刊誌「食品安全」(食品安全委員会)
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│2 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■野菜等の残留農薬検査結果(2月前半分)を公表しました。
■食品衛生法違反者等の公表を行いました。
■平成19年度食中毒発生状況を更新しました。
■ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒情報(第10回)を掲載しました。
■牛肉の原産地表示取組宣言店を掲載しました。(計78店舗)
■各種意見交換会等の開催情報、各種募集情報をお知らせしています。
○野菜の産地廃棄に代わるアイディアの公募について(農林水産部)
○食品に関するリスクコミュニケーション(米国における微生物のリスク
評価(仮題))の開催について(食品安全委員会)(3月7日渋谷区)
★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!
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■コイヘルペスウイルス病に関する情報を更新しました。(2/13更新)
■鳥インフルエンザ情報を更新しました。(2/19更新)
☆ミニコーナー ★★ 地域振興局からのお知らせ ★★
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■お父さんお母さんのためのバイオマス講座(上越地域振興局)
(3月12日開催:事前申込み必要)
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│3 │ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は…◇◇ 審議会の 大坂 昌子 委員(農業 県農村地域生活アドバイザー)から執筆していただきました!
★★★★ 農家の思うまま ★★★★
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農家の主婦生活はとても忙しいですが、充実している日々でもあります。
子育てが大体十年くらいかかりますが、その頃からやっと仕事も一人前にやれるような気がします。
意欲も出て、売れ筋の野菜は何か、おいしく作るにはどうしたらよいか、野菜作りには手間もかかりますが、非常に楽しみでもあります。
昨年よりは今年こそ、来年はもっと良くと、意気込みをもって取り組んでいるのですが、毎年同じことの繰り返しのようでいて、気候の変化、手入れの仕方、肥料のやり方等々、何十年農家をやっていてもこれで良しということはありません。それがまた楽しく、若い頃から農業だと思っていた私にとって、「とても張り合いがあって、農家ってとってもすばらしい!」と思う今日この頃です。
そして今、食の安全・安心、食育はまさに農業と密接な関係があります。
自給自足を建前としている農家は、野菜料理のバリエーションがとても豊富です。子供から年寄りまでの大家族の食事は、それぞれが食べられるように、同じ野菜でも工夫しているのです。
また、昔から伝わっている伝統料理には、「ごま豆腐、かき和えなます、白和え、のっぺい」がありますが、まだまだ県下には数知れない郷土食があります。
その土地に適した食材、風土に適した料理方法は、私たちにとって大変貴重な財産になると思います。
若い人は野菜を食べないと言いますが、40歳頃から食が変わり、体によいものを求めるようになります。子供時代に食べた野菜の味は必ず覚えていて、年を追うごとに懐かしくなるものではないでしょうか。
今、野菜直売所に足を向ける人は多く、安全・安心をモットーに新鮮な「野菜の味」、「米の味」を知ってもらい、食べて頂くこと、それが私たちを元気づけてくれます。
自分達が経験したこと、先人から学んだこと等を活かした、自然と共存できる農村社会であればと思っています。
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│4 │ 編集後記
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横浜港に米国農務省発行の衛生証明書に記載されていない牛肉が誤って混載されていた事例が明らかになる一方、米国産牛肉を使ってるY野家の牛丼の販売時間が延長されるとの報道がありました。
食品安全委員会の小泉委員の講演では、1億2700万人の日本人のうち、国内でBSEに感染する人は計算上0.0026人とのことでした。
十分な安全対策がとられていると思いますので、3月になったら復活した牛丼の特盛りを食べに行こうと思っています。
様々な報道に対して、いたずらに不安がる必要もないと思いますが、適切な対応が取られているのか十分に見きわめる必要もあると思います。 |
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