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┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第34号◆新潟県生活衛生課発行(平成19年10月19日発行)◆◆
*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・「ノロウイルス食中毒予防強化期間」が始まりました!
■2 ホームページ厳選採れたて情報
■3 食の安全・安心リレーコラム
・秋に考えること・・・値上げの秋、実りの秋、食欲の秋
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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
▲▽「ノロウイルス食中毒予防強化期間」が始まりました!▲▽
昨年度の冬季は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒が多発しました。
そこで、新潟県では10月から2月にかけての5ヶ月間を「ノロウイルス食中毒予防強化期間」とし、県民の皆さまに集中的に注意を呼びかけることとしました。
そこで、今回はノロウイルスについておさらいしてみましょう。
○感染経路
ノロウイルスの感染経路は大きく分けて2つあります。
1 ノロウイルスがついた食品を食べた場合
2 人から人へ感染する場合
いずれも、口からノロウイルスが体内へ侵入し、腸管内に到達することにより感染します。
○原因
感染原因を理解し感染しないようにしましょう。
1 ノロウイルスに感染した人が、手洗い不十分で調理を行った
2 加熱を十分に行わなかった二枚貝を食べた
3 感染者のおう吐物や便の処理の際に感染
食品を介した感染では、全国的にも県内でも発生原因のほとんどは手洗いの不十分によるものです。この機会に、きちんとした手洗いを身につけましょう。
▼正しい手の洗い方(農林水産省)はこちら
○予防のポイント
ポイントをおさえ、感染の拡大を防ぎましょう。
1 下痢、おう吐等の症状がある場合は、調理作業を行わない。
・症状がなくなっても通常1週間、長い方は1ヶ月程度ウイルスを排出します。
・感染者が調理を行ったことが、数多くのノロウイルス食中毒の原因となっています。
2 手洗いを十分に行う。
・症状がなくてもノロウイルスを保有していることもあります。
3 加熱を十分に行う。
・カキなどの二枚貝は85℃1分以上で中心部まで加熱しましょう。
※カキなどの二枚貝は、きちんと加熱すれば安全です。
4 おう吐物・便の処理に注意しましょう。
・感染者のおう吐物や便にはノロウイルスが多く含まれています。
そのため処理の際に感染するケースが多くあります。
▼処理するときは、マスク・手袋を着用し、感染しないように十分
注意しましょう。
新潟県では、「ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒情報」を10月末から隔週で発行する予定です。更新情報は、メールマガジンでもお知らせします。また、ホームページには予防啓発チラシも掲載していますので是非ご活用ください。
▼ノロウイルスのくわしい情報はこちら
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│2│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■毒きのこ(テングタケ)による食中毒が発生しました(今年度第1号)
■10月24日 長岡市で食の安全・安心意見交換会を開催します。
食の安全・安心をテーマに、生産者、製造者、販売者、消費者、行政機関等の担当者による意見交換会を開催します。
会場の皆さまからの意見、要望にもお答えします。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。
■「にいがた食の安全・安心フォーラム2007」の議事録及び来場者アンケート結果を掲載しました。
来場者アンケートではなかなか厳しい意見も寄せられました。今後の運営の参考にさせていただきます。
■<村上>食の安全・安心フォーラム in Murakami-Iwafuneの概要を掲載しました。
■店頭掲示板の情報を更新しました。(008青果物の正しい表示)
■腸炎ビブリオ情報を更新しました。今シーズン最終号です。
2年連続で腸炎ビブリオ食中毒の県内発生は"ゼロ"です。
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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★からお届けします!
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■新潟県庁内レストランで学生料理コンクール最優秀作品がメニューとして提供されます
■「にいがた大収穫祭」うるおいの新潟 秋の観光キャンペーンが開催されています。
極上のごはん、大収穫祭限定弁当、酒、そば、すし情報、"極上の逸品"プレゼントなど食の情報が盛りだくさんです。10月は「新米こしひかり」と「にいがた地鶏」を各30名の方にプレゼントします。
▼くわしくはこちらをご覧ください。
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★★ 厚生労働省、農林水産省からの注目情報です! ★★
■ノロウイルス食中毒対策(提言)が取りまとめられました(厚生労働省)
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会において、昨年の食中毒発生状況を分析し、「ノロウイルス食中毒対策(提言)」が取りまとめられました。
■農林水産省が自主申告公表制度を始めました
農林水産省は、製造業者等がJAS法違反又はJAS法違反のおそれのある事実を発見・確認した場合に、製造業者等からの自主申告を受理し情報を公表する制度を平成19年10月10日から始めました。
■食品表示に関するフォーラム及びセミナーの開催について
食品表示の適正化、消費者からの信頼確保を目的に、食品表示に関するフォーラム(全国9箇所)及びセミナー(全国11箇所)が開催されます。
■株式会社赤福が販売した商品(商品名「赤福餅」)における不適正表示に対する措置について(農林水産省)
この事件について、マスコミで大きく取りあげられていますが、何が行われており、何が問題なのか、行政のプレスリリースが最も信頼のおける情報です。
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│3│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は… 農業総務課 佐藤一志さんから執筆していただきました!
★★★ 秋に考えること・・・値上げの秋、実りの秋、食欲の秋 ★★★
最近、新聞等で食品の値上げの記事を多く見かけます。食用油、食パン、即席麺、カレールー等、どれも今の生活には身近な食品ばかりです。
これは、原油高に加え、原料の小麦や油脂などの価格の高騰が原因と言われています。
高騰している要因は、中国やロシア等の経済成長や食生活の高度化による穀物需要の増大や、米国等のトウモロコシを原料とするバイオエタノール需要の増大による構造的な変化、豪州の干ばつなどの影響と聞いています。これは、どれも海外での出来事の話。つまり、今の日本の食品は、世界の情勢で左右されています。
8月に発表になった食料自給率は、カロリーベースで 39%になり、ついに40%の大台を割ってしまいました。言い換えれば、食料の61%を外国に頼っていることになります。もちろん、先進国中最低水準(米国128%、フランス122%、英国70%。いずれも03年数値)の食料自給率ですが、この数値に対し皆さんはどう思いますか?危機的な状況?それとも食料は安い国から作ってもらうべき?
一方、国内でほぼ100%自給できるおコメは、新米のおいしい季節ですが、そのおコメは他の食品とは反対に、価格下落が続いています。そのおコメが安くなり購入しやすくなって消費が伸びればいいのですが、消費も増えるきざしが見られません。美味しいおコメの産地である新潟県農業にとっては大きな局面に立たされています。
食欲の秋・・・新潟県にはコシヒカリ以外にも、きのこ、里芋、かきのもと、大根など秋の味覚がたくさんあります。これから、おでん、鍋などあったかい料理とおいしいご飯(ほんとうはお酒)が食欲を誘う季節になりましたが、地元の食材を美味しく食べることで、食や環境、地域のつながりが見えてきます。この秋、自分の住む地域でつくられている農産物をあらためて見つめ直してみませんか?
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│4│ 編集後記
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第3回 食のにいがた「学生料理コンクール」の審査が終わり、最優秀賞、優秀賞、アイディア賞が決まりました。
最優秀作品の「さといものクリーミーコロッケ」は、新潟県庁1階のレストラン「七彩(にじ)」で10月31日までの期間限定メニューとして提供されています。
私も先日いただいてきましたが、レシピを見て、「クリームチーズ」と「さといも」という意外な組み合わせに驚かされ、食べてみて意外な相性に驚かされました。
私は、クリームチーズといわれて、チーズケーキしか思いつきませんし、さといもにクリーミーさを想像することができません。若い人の感性に感銘を受けました。
10月31日まではまだ時間がありますので、皆さんも是非県庁で味わってみてください。
また、最優秀賞をはじめ、全応募作品のレシピが県庁のHPで公開されていますので、手作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。
私自身よく市販のレシピをアレンジします。といっても、最近はいかに早く作るかということがテーマになっていて、時間をかけてじっくりと作る事がなくなってしまっています。でも、今日はちょっと時間があるのでいつもより時間をかけて手の込んだ夕食にしたいと思います。
第3回 食のにいがた「学生料理コンクール」 |
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