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┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆第43号◆新潟県生活衛生課発行(平成20年2月22日発行)◆◆
*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・平成20年度 新潟県食品衛生監視指導計画(案)について意見を募集しています
■2 ホームページ厳選採れたて情報
■3 食の安全・安心リレーコラム ・映画「いのちの食べかた」を見て
┌─┐ │1│ 食の安全・安心「注目」トピックス └─┴──────────────────────────────
食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
▲▽ 平成20年度 新潟県食品衛生監視指導計画(案)について意見を募集しています ▲▽
「新潟県食品衛生監視指導計画」とは、食品の安全を確保するために県が実施する営業施設の監視指導、市販食品の検査、営業者や消費者への情報提供等の具体的な計画で、年度毎に策定するものです。(新潟市の区域は新潟市が独自に策定しています)
食品衛生法第24条の規定に基づき、計画内容を公表するとともに、実施結果についても公表しています。
このたび、平成20年度の計画策定のため、県民の皆さんのご意見を募集しています。
平成19年度計画からの主な変更点は次の5点です。
1.読みやすさへの配慮
平成20年度の「新潟県食品衛生監視指導計画」は、表の活用など見やすくしました。
2.重点監視項目の具体化
新潟県の地域特性や食中毒及び違反の発生状況を踏まえ、「食中毒対策」「食品製造における不正行為の取締り」「残留農薬対策」の3項目に優先的に取り組むことを考えています。
新潟県内で発生している主な食中毒について予防強化期間等を設定する等、重点的に予防対策を実施する他、期限表示の不正延長や原材料の不適切な使用等の不正行為が続発していることから、これらを重点的に取締りを行うとともに、コンプライアンスと企業理論の向上に努めるよう指導していきたいと考えています。
また、市場流通農産物の残留農薬検査の体制を引き続き強化していくこととしています。
3.検査機関の集約
検査業務の効率化と機能強化のため、食品検査機関を10箇所から7箇所に集約します。
4.監視指導回数の一部強化
平成19年度に食品衛生法違反により行政処分等を行った施設に対して、監視指導回数を年3回以上に強化します。
5.食中毒等健康被害発生時の対応の明記
食品による健康被害の拡大防止のため、厚生労働省や他の自治体、企業等と連携して迅速で的確な対応を行うなど、健康被害発生時の対応を明記することとしました。
● 意見募集期間:〜平成20年3月7日(金)まで(当日消印有効)
● 意見の提出方法・提出先(様式は自由です) ・郵便 〒950−8570(住所は記載不要)
新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 宛
・ファクシミリ 025−284−6757 ・電子メール ngt040250@pref.niigata.lg.jp
匿名でのご意見は受け付けできませんので、氏名・住所・電話番号をご記入ください。(なお、ご意見を頂いた個人又は法人の氏名・名称その他の属性に関する情報は公にはいたしません。)
皆様のご意見をお待ちしております。
┌─┐ │2│ ホームページ厳選採れたて情報 └─┴────────────────────────────── 新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採 れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします! ─────────────────────────────────
■有機リン系農薬「ホレート」が検出された中国産冷凍食品について 販売者の自主検査で有機リン系農薬「ホレート」が検出された中国産冷凍食品「レンジDEロールソースかつ(アスパラ入り)」が自主回収されています。
検出されたホレートの濃度は1.2ppmであり、食べた場合に健康被害が生じる可能性があります。当該品をお持ちの方は食べないでください。
なお、県内で販売が確認されているのは、「市民生協にいがた生活協同組合」による宅配販売のみです。21日から回収が進められています。
■ノロウイルスによる感染症胃腸炎・食中毒情報第9号を掲載しました
■ノロウイルスによる食中毒が発生し、食品衛生法違反者として公表しました。食中毒統計も更新しています。
■食品回収情報を更新ししています
新潟県内の食品関連事業者が食品衛生法違反などに気づき、自主的に食品等を回収する場合に、県に報告された内容を皆様にお知らせしています。
■中国産冷凍餃子による食中毒関連情報は随時更新しています
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/09goza/gyoza.html
───────────────────────────────── ★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★からお届けします!
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/index.html ───────────────────────────────── ■「新潟米」ブランドの強化に関する検討会について(2/21掲載) コシヒカリBLの品種名の表示も含め、ブランド強化の検討をしています。
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/syok/tokusan/kome/bl/kentoukai.html
■にいがたフード・ブランド通信第7号を掲載しました。
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/syok/brand/brand_index.html
■「魚沼きのこ」を知ってますか? 魚沼地域は新潟県内でも有数のきのこ産地です。きのこの品目も生しい たけ、えのきたけ、なめこ…とたくさん。その魚沼地域のきのこ生産者が 安心・安全にこだわってつくったきのこを「魚沼きのこ」として売り出す 仕組みがスタートしました。
http://www.pref.niigata.lg.jp/rinsei/1203354037898.html
■【佐渡】透きとおるほどに美しいヤリイカ!
http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_nourinsuisan/1200502844858.html
■JA佐渡の温湯消毒施設稼働!! 「環境にやさしい佐渡米づくり」として、平成20年産からコシヒカリに ついて、農薬及び化学肥料を3割以上減らす栽培に取り組みます。
http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_nourinsuisan/1203440440831.html
■佐渡産いちご「越後姫」の出荷が本格化!!
http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_nourinsuisan/1203440439636.html
───────────────────────────────── ★★ 厚生労働省、農林水産省などからの注目情報です! ★★ ───────────────────────────────── ■はちみつの表示に関する重点調査の結果について(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/080220_1.html
■中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被害事例の発生について(厚 生労働省) 内容は随時追加更新されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/china-gyoza/index.html
■冷凍加工食品の残留農薬検査の実施について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/02/h0219-3.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/02/h0219-4.html
■第21次国民生活審議会総合企画部会の資料が公開されています(内閣 府) 「消費者・生活者を主役とした行政への転換」を議題に食品安全情報の一 元化などを検討しているものです。
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/shingikai/kikaku/21th/index.html
■「食品の業者間取引の表示に関するガイドブック」の緊急出版について (平成20年3月上旬予定)【有料】
http://www.jasnet.or.jp/library/gyoushakan.panfu/gyoushakan.tirasi.pdf
┌─┐ │3│ 食の安全・安心リレーコラム └─┴──────────────────────────────
にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は… 生活衛生課 佐藤 が執筆しました。
★★★ 映画「いのちの食べかた」を見て ★★★
食をテーマにしたドキュメンタリー映画「いのちの食べかた」が新潟市内で上映されることになり、上映に先駆けて見させていただきました。
この映画は、ヨーロッパで作られたドキュメンタリー映画で、食品の生産場面や畑や選果場、鶏や豚、牛が生まれてから食肉になるまでが描かれています。
映画とはいえ、音楽・ナレーション及び字幕はなく、食の生産現場の音がそのまま流れ、淡々と作業をされる従事者の様子が映し出されています。
見た方の感想は人それぞれだと思います。
自分たちが食べている食べ物が、どのようにして生産され食卓に上るのか考えさせられました。解説がないため、この映像を理解できない場面もあり、事前勉強が必要だったと反省しています。
また、日常生活とはかけ離れている映像が流れているため、何をしているところなのか理解できない場面も多々ありました。
皆さんは事前に「いのちの食べ方」完全読解マニュアルをお読みいただくことをおすすめします。
日本の食の生産現場とは少し違うようですが、食品を世界各国から輸入している私達にとって、人ごととはいえないと思います。ニュースや普段の生活では見ることのできない内容です。興味がおありの方はこの機会にぜひご覧ください。
まずは予告編をご覧ください。
なお、血が流れる場面があるため、PG-12指定(12歳未満(小学生以 下)の観賞には成人保護者の同伴が適当)になっています。保護者の方の 責任においてご判断ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
┌─┐ │4│ 編集後記 └─┴──────────────────────────────
2月19日、新潟県ホームページで気になる新着情報を見つけました。
私が長岡出身と言うことは、いつもご愛読くださる皆様はご存知のことと思いますが、私が「長岡野菜」と言う言葉を知ったのは、意外と最近です。たぶん1年経っていないと思います。
長岡のなすと言えば、「長岡巾着なす」を思い出しますが、上越市のなすと言うと「米なす」を思い出します。やたらと大きく驚いたことを覚えています。上越独特のなすなのかはわかりませんが、長岡でも新潟でも見かけた事はありません。私の調べたところによるとアメリカ種を日本で改良した品種だそうです。夏野菜カレーを作ろうと買ってきたなすを皮を剥かずに煮込んだら、なすの色がしみ出てもの何とも言えない色のカレーになった事を覚えています。
日頃慣れ親しんでいた野菜が実は地域限定という事に驚かされましたが、地域の宝として守ろうとしてくださる方がいることは、すてきなことだと思います。
ただ、私自身「長岡野菜」を使って料理したことはなく専ら食べる専門なので、これから祖母や母から学び、「長岡野菜」の地元料理を後世に伝えていきたいと思います。
今晩の夕食には、「長岡野菜」を食べよう! |
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