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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・土壌に長期間残留する農薬のお話
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
└─┴────────────────────────────── 食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている
話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
▽▲ 土壌に長期間残留する農薬のお話 ▽▲
新潟県では、県内に流通している農産物や加工食品の残留農薬につい
て毎年270検体程度検査しており、まれに基準を超える量の農薬が含まれ
ている食品が見つかることがあります。
先月も県外産のじゃがいもから、検出されてはならないディルドリンと
いう農薬成分が0.006ppm(1tの中に6mg含まれる濃度)検出され、公表した
ところです。ただし検出された量はごく微量であり、例えば体重50kgの人
がこのじゃがいもを毎日800g一生涯食べ続けても健康に影響はないと考え
られる量でした。
このディルドリンという農薬成分は1975年に使用が禁止されており、現
在は流通していません。生産地の自治体は、今回の原因として、過去に使
用されたディルドリンが土壌に残留していて、じゃがいもが吸収したので
はないかと考えています。
30年以上も昔に使われた農薬が土壌に残留していると聞くと驚かれるか
もしれませんが、ディルドリンは土壌での残留性が高いことが知られてお
り、95%消失するのに5〜25年かかるという実験報告もあります。
なお、このディルドリンの基準ですが、じゃがいもでは「検出されては
ならない」と決められていますが、にんじんやかぼちゃについては0.1ppm
まで残留が認められています。
農産物の種類によってなぜ基準が異なるのか不思議に思われるかもしれ
ませんが、これは農産物によって食べる量や生産方法が違う等の理由によ
るものです。
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│2│ インフォなび
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ここ数日の雨天のおかげか、一気に過ごしやすい気温になりましたね。
すっかり秋の雰囲気です。セミの鳴く音から鈴虫の趣のある音色に変わっ
ています。
これから旬を迎える食べ物として、日本なしといちじくがありますね。
日本なしは多数の品種があり9月ころ出回る「幸水」「豊水」は甘みも水
気もたっぷりあり、とってもジューシーです。
いちじくは漢字で書くと「無花果」ですが、花が咲かずに実を付けるわ
けではなく、果実の中にある小さな粒々の1つ1つがいちじくの花だそう
です。一般のフルーツに比べてあまりお目にかかる機会が少ないいちじく
ですが、豊富な食物繊維、カルシウム等を含み熟した果実を乾燥させたも
のは生薬としても使われているようです。
気候も落ち着いてくれば、絶好の秋の行楽シーズンになりますね。今年
は夏が暑かったためかハチの活動が例年以上に活発なので、きのこ狩り、
栗拾いなどのレジャーにはハチに十分注意してくださいね。
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│3 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採
れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
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