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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第219号:平成24年1月5日発行
*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
  ・食品中の放射性物質の新基準案について

■2 インフォなび

■3 ホームページ厳選採れたて情報

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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている
話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

▽▲       食品中の放射性物質の新基準案について       ▽▲

 先月下旬、食品中の放射性物質の新基準案が厚生労働省から示されま
した。
 案では、食品を@飲料水、A乳児用食品、B牛乳、C一般食品の4区分
に分け、それぞれの食品区分について、放射性セシウムの基準値を1kgあ
たり@10ベクレル、A50ベクレル、B50ベクレル、C100ベクレルと提案さ
れています。

 現行の暫定規制値は、食品から許容できる放射線量を、放射性セシウム
(放射性ストロンチウムの影響を含む)で年間5ミリシーベルトとして設定さ
れているそうです。

 これに対し新基準案は、より一層、食品の安全・安心を確保する観点から
、食品から許容できる放射線量を年間1ミリシーベルトに引き下げるという
考えに基づき設定されるとのことです。

 なお、放射性セシウム以外の放射性物質(ストロンチウムやプルトニウム)
については、測定に時間がかかることから物質ごとの基準を設けないで、放
射性セシウムとの存在比率を考慮したうえで、これらの放射性物質を合計し
ても年間1ミリシーベルトを超えないように放射性セシウムの基準値を設定
するとの説明です。

 食品区分ごとの設定理由は次のとおりです。

 「飲料水」は、現行の暫定規制値(200ベクレル)に比べて20分の1になる
という案です。
 これは摂取量が多いことや、WHO(世界保健機関)が同じ10ベクレル/kgと
いう指標値を提示していることなどが理由とのことです。

 「乳児用食品」は、粉ミルクやベビーフードなどが該当します。
現行の暫定規制値にない区分ですが、食品安全委員会が「小児の期間につ
いては、感受性が成人より高い可能性」を指摘したことを受け、一般食品より
低い基準案が示されています。

 「牛乳」(低脂肪乳や乳飲料も含む。)は、子どもの摂取量が特に多いことを
考慮し、「乳児用食品」と同様に一般食品より低い基準案が示されています。

 「一般食品」は、上記以外のさまざまな食品が該当し、現行の暫定規制値(
500ベクレル)に比べて5分の1になるという案です。
 野菜類や肉などの細かい区分とせず、「一般食品」という広い区分にしたの
は、個人の食品摂取量の偏りの影響を小さくすることや、国民にとってわかり
やすいことなどが理由とのことです。

 新しい基準は、今年4月からの適用を目指して検討が進められています。

 基準案の検討状況は、厚生労働省ホームページからご覧になれます。
薬事・食品衛生審議会(食品衛生分科会放射性物質対策部会)


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│2 │ インフォなび
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 明けましておめでとうございます。
 本年も、当メールマガジンをよろしくお願い申し上げますとともに、皆様
にとって素晴らしい1年となりますようお祈り申し上げます。

 さて、年末年始は何かと食べたり飲んだりする機会が多いですよね。暴
飲暴食で疲れた胃腸を休ませるのにぴったりなのが、「七草粥」です。
 七草粥は、1月7日の人日の節句(端午や七夕などの五節句の1つ)に、
一年の豊作と無病息災を願って食べられるようになりました。
 また、ビタミン、ミネラルの豊富な青菜を取ることで、栄養のバランスを整
えるという効果もあるそうですので、1月7日に七草粥を食べ、乱れた食生
活をリセットしてみてはいかがでしょうか。


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│3 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採
れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

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