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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・フグによる食中毒を防ぐために
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
└─┴──────────────────────────── 食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている
話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
▽▲ フグによる食中毒を防ぐために ▽▲
冬が旬の高級食材といえば「フグ」を思い浮かべる人が多いかと思いま
す。
全国のフグの漁獲量は平成22年で4900トン、養殖による収穫量は4500
トンにのぼり、東日本よりも大阪を中心とした西日本でより盛んに食べら
れているそうです。
(農林水産省「平成22年漁業・養殖業生産統計」)
一方で、フグには麻痺やしびれなどの症状を引き起こす「テトロドトキシ
ン」という猛毒が含まれており、有毒部位を適切に取り除かないで食べる
と重篤な食中毒を起こす危険があります。
全国におけるフグ食中毒の発生状況ですが、平成18年から22年までの
5年間で146件・217人の患者が発生し、7人が亡くなっています。
また、同期間の新潟県内では、自分で釣ったフグを自家調理するなどし
て、8件・12人の患者が発生しています(死者なし)。
最近のニュースでは、昨年11月に東京の有名なフグ料理店が有毒部位
であるフグの肝臓を提供し、食べたお客様がしびれなどを訴えて入院した
という事件がありました。
新潟県内で未処理のフグを除毒処理して飲食店で提供したり、小売店で
販売しようとする場合は、「フグ取扱衛生責任者」を設置したうえで所管の
保健所に届け出るとともに、フグ取扱衛生責任者は県が定める講習会を
定期的に受講する必要があります。
フグの提供にあたっては、食中毒防止の観点から、フグの種類ごとに可
食部位が明確に決められています。(基本的に可食部位は「筋肉」「皮」「
精巣」のいずれかであり、例えば「マフグ」であれば筋肉と精巣が可食部
位、「トラフグ」であれば筋肉と皮、精巣が可食部位です。)
一般消費者にフグを販売する場合は、フグ取扱衛生責任者が可食部位
以外の部位をすべて取り除かなければなりません。
素人によるフグ調理は大変危険ですので、魚釣りに行ってフグが釣れて
も、食べたり人にあげたりしないようにしましょう。
「にいがた食の安全インフォメーション」フグの取扱いについて
┌─┐ │2 │ インフォなび └─┴─────────────────────────────
鍋物が恋しい季節ですが、鍋に欠かせない葉物野菜の価格が高騰してい
ますね。
寒さで野菜の生育が遅れ、市場への出荷量が減少している事が原因だそ
うですが、葉物野菜の価格を見ると、鍋をするのを躊躇してしまいますね。
しばらくは湯豆腐で我慢でしょうか…。通常価格に戻る日が待ち遠しい
です。
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│3 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採
れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
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