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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・春はカンピロバクター食中毒の予防強化月間です
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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▽▲春はカンピロバクター食中毒の予防強化期間です▲▽
過去5年(平成20〜24年)に全国で発生した食中毒の中で、件数が最も多
かったのは「カンピロバクター」という細菌によるもので、全体の31%を占めて
います。
ちなみに2番目に多かったのはノロウイルス(全体の29%)です。なお、患者
数が最も多かったのはノロウイルス(全体の53%)で、2番目がカンピロバクタ
ー(全体の10%)でした。
カンピロバクターは、鶏や牛、野生動物などの腸の中に生息しています。
生の鶏肉などにはカンピロバクターが付着していることがあり、よく加熱しな
いで食べたり、生肉の汚染を他の食品に広げたりすることで、食中毒が起こり
ます。
カンピロバクターによる食中毒は、春から初夏にかけて比較的多く発生します。
(過去5年の統計では、5〜7月(ピークは6月)に最も多く発生しています。)
そこで県では、カンピロバクターの流行時期に先駆けて、毎年3月から5月を
「カンピロバクター食中毒予防強化期間」と位置づけ、重点的に食品事業者や
消費者に予防啓発しています。
〈予防のポイント〉
(1)肉はよく加熱して食べましょう。(中心部75度・1分以上が目安)
鳥刺しなど、肉を生で食べるのは避けましょう。
特に子ども・高齢者・妊婦など抵抗力の弱い人は、食中毒で重症になりやすい
ため、特に注意が必要です。
(2)生肉からの汚染を広げないよう、器具を使い分けましょう。
特にこれからの行楽シーズンは、焼き肉やバーベキューをする機会が増えると
思いますが、「生肉を触る箸(トング)」と「食べる箸」を別にしましょう。
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│2│ インフォなび
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今回のトピックスは、カンピロバクター食中毒のお話でしたが、皆さんはお箸の
使い分けを意識していらっしゃるでしょうか。
恥ずかしい話ですが、私が、食べる箸では絶対に生肉を触らないようにと意識
するようになったのは、こういった職場に勤務するようになってからです。
食中毒を予防するには、一人一人の意識がとても大切です。
県では、食中毒予防のための情報をホームページに掲載していますので、是非
御覧ください。
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02.html
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
───────────────────────────────── ■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(4月17日〜4月23日の検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■食品衛生法違反者の公表を行いました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con08/con08.html
■冷水と間違えて洗剤が提供されたことによる食中毒が発生しました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/pdf/H250422senzai(suisha).pdf
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