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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・県内でウェルシュ菌による食中毒が発生しました
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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▽▲県内でウェルシュ菌による食中毒が発生しました▲▽
先月下旬、新潟県内で弁当を原因食品とするウェルシュ菌食中毒が
発生しました。(10月1日発表、患者数96人)
ウェルシュ菌については、メールマガジン151号(H22.8.26)で特徴や
食中毒予防のポイントを紹介したところですが、今回はウェルシュ菌食中毒の
発生状況などを紹介したいと思います。
過去5年(2008〜2012年)の全国統計によると、ウェルシュ菌食中毒は
年平均26件ほど発生しており、1件当たりの患者数は約72人となっています。
(比較として、食中毒病因物質の代表格であるノロウイルスによる食中毒は、
年平均340件発生しており、1件当たりの患者数は約37人)
このようにウェルシュ菌食中毒は、1件当たりの患者数が多い傾向があります。
これは、熱に強い「芽胞」(がほう)という状態に変化したウェルシュ菌が、
大量調理された煮物などの中で生き残り、生温かい状態で長時間置かれて増殖し、
食中毒に至るケースが多いからです。
ウェルシュ菌の「芽胞」は通常の加熱調理で死滅させることが難しいため、
増殖の防止が重要になります。
厚労省が定めた大量調理施設における衛生管理マニュアルでは、ウェルシュ菌
などが増えやすい温度帯(約20〜50℃)の時間をできる限り短くするよう規定
されています。
具体的には、冷却機を用いたり、きれいな容器に小分けしたりして、30分以内に
中心温度を20℃付近(又は60分以内に中心温度を10℃付近)まで下げるよう
求めています。
ウェルシュ菌について前回紹介したメルマガ151号はこちら
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/mm/mm220826.html
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│2│ インフォなび
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少し前、旅行のお土産に粟まんじゅうをもらいました。福島県柳津町の
名物だそうで、柳津町には何店舗も粟まんじゅうのお店があるようです。
初めて食べましたが、プチプチしていて美味しかったです。
「災難に遭わ(粟)ないように」という思いが込められているとのこと
でしたので、私もいろいろ念じながら食べました。
お節もそうですが、こういう願掛けの意味が込められている食べ物は有り難い
感じがして良いですね。
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
└─┴────────────────────────────── 新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
───────────────────────────────── ■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(9月25日〜10月1日の検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■食品回収状況(微生物の混入が疑われるあまさけ)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/jisyukaisyu.html
■保健所及び森林研究所に相談のあったきのこ情報を更新しました(H25.9.26〜H25.10.2)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_03/con02_03_05/20131002.html
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