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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・ノロウイルス拡大防止には迅速・確実な嘔吐物処理が重要
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
└─┴────────────────────────────── ▽▲ノロウイルス拡大防止には迅速・確実な嘔吐物処理が重要▲▽
ノロウイルスはヒトに感染すると小腸の細胞で増殖し、糞便や嘔吐物の中に
大量に排出されます。これらの汚物が新たな感染源となって感染が拡大します。
感染者の嘔吐物が感染源となった過去の集団感染事例を一つ紹介します。
2006年11月に県外の宴会施設で2日間にわたり100人以上の患者が発生しました。
複数の宴会室の客が発症したことなどから、当初は食品が感染源かと疑われましたが、
保健所による調査の結果、客の嘔吐物を感染源とする集団感染と判明しました。
この事例では、感染していた一人の客が建物内の更衣室前と宴会場で2回嘔吐し、
その嘔吐物の処理が不十分であったことから、更衣室と宴会場の利用客に感染が
拡大したとみられています。
嘔吐物等の処理は、消火と同じように初期対応が重要です。
床などにウイルスが残存してしまうと、そこを歩いた人の履き物や清掃のモップ
などを介してウイルスが広がりますし、乾燥すると空気中に舞い上がることも
あります。
こうなるとウイルスを封じ込めることは困難です。
嘔吐物は、迅速かつ確実に除去・消毒しましょう。
具体的には、嘔吐物を外から中心に向かって拭き取り、汚れていた場所を
次亜塩素酸ナトリウム液(目安は0.1%)で10分程度消毒し、その後水拭きします。
(嘔吐で飛び散った汚れは見た目以上に広がっていますので、嘔吐物の周囲も
含めて拭き取り・消毒します。)
なお、カーペットなど消毒液を使いにくい場所には、アイロンなどによる
加熱消毒が有効です。
県では、パンフレット「防ごうノロウイルス食中毒」を作成し、その中で嘔吐物の
処理手順をイラスト入りで解説しています。こちらから御覧になれます。
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_02/con02_02_05_01.html
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│2│ インフォなび
└─┴────────────────────────────── 毎年冬になると甘栗を販売しているスーパーがあるので、よく購入します。
この甘栗ですが、中国の栗で作られていることを御存じでしたか?日本の栗は
渋皮が剥けにくいですが、中国の栗は渋皮が剥けやすいそうです。渋皮が剥ける
のは、調理法によるものだと思っていたのですが、種類が違ったんですね。
改めて見てみると、甘栗は日本の栗より小さくて丸いので、形や大きさからも
種類の違いが伺えます。
日本の栗は、味や大きさが優れていると言われており、日本の栗と中国の栗を
掛け合わせて、美味しくて食べやすい栗の開発も進んでいるようです。私は栗が
大好きなので、有り難い話です。
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
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■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(1月22日〜1月28日の検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■アクリフーズ群馬工場で製造された冷凍食品に関する相談状況について
http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1356775942056.html
■器具・容器包装の検査結果を更新しました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con03/con03_05/con03_05_03_h25.html
■食品のアレルギー物質の検査結果を更新しました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con03/con03_05/con03_05_01_h25.html
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