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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・患者が広域に発生した馬刺しの食中毒について
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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▽▲患者が広域に発生した馬刺しの食中毒について▲▽
今月10日、福島県内の事業者が加工した「馬刺し」を原因とした腸管出血性大腸菌
O157の食中毒が発生したと福島県が発表しました。
この事件では、原因の馬刺しが広域に流通していたため、福島県だけでなく当県を
含む複数の県で患者が発生しました。
食中毒の原因食品が広域に流通し、患者が広域で散発的に発生することを
「diffuse outbreak」(ディフューズ アウトブレーク)といいます。(diffuseは拡散する、
outbreakは発生)
このdiffuse outbreakでは、例えば宴会料理などを原因として患者がまとまって
発生した場合と比べると、情報を集約して食中毒と確定するまでに時間を要する
傾向があります。
そこで行政として食中毒調査を迅速に進めるため、次のような点が重要となります。
・できるだけ初期の段階で厚生労働省や関係自治体の間で患者の発生情報を共有する。
・各地の患者から検出された食中毒菌を迅速に収集して遺伝子を解析する。
(今回の馬刺しの事件では、各地の患者から検出されたO157の遺伝子解析の結果、遺伝子型が
一致し、感染源が共通であることが裏付けられました。)
また、被害拡大を防ぐため、行政としては原因食品が調査中であっても、原因である
可能性が高いと判断される食品の販売を停止するよう事業者に要請することが重要です。
(今回の馬刺しの事件では、福島県が4月10日に馬刺しを原因と断定する前に、
4月6日の時点で、福島県からの要請を受け、事業者は馬刺しの自主回収に着手しました。)
腸管出血性大腸菌について詳しくはこちら
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_02/con02_02_06.html
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│2│ インフォなび
└─┴────────────────────────────── スーパーの鮮魚コーナーに行ったところ、あさりが旬として沢山売られていました。
あさりはいつでもスーパーにあるので、旬を意識したことがなかったのですが、
今の時期が旬だったのですね。
あさりは生きたまま売られていますが、そういうものがいつでも当然のように
買えるというのは、改めて考えるとすごいことですね。
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
───────────────────────────────── ■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(4月16日〜4月22日の検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■「にいがた食の安全・安心基本計画」のページを更新しました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/03torikumi/tori04/tori04_04/tori04_04_h18.html
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