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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・食品安全とリスクについて
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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▽▲食品安全とリスクについて▲▽
今回は、「リスク評価」や「リスクコミュニケーション」など「リスク」と
名の付く用語について紹介したいと思います。
まず「リスク」とは、食品中に有害な微生物や化学物質などが存在する結果として
人の健康に悪影響を起こす確率と影響の重さのことです。
このリスクを科学的に評価することを「リスク評価」と言い、内閣府の食品安全
委員会がこの役割を担っています。
例えば、農薬や食品添加物について、さまざまな毒性試験の結果などをもとに、人が
生涯にわたって毎日摂取し続けたとしても健康への悪影響がないと推定される量
(一日摂取許容量)を設定することが「リスク評価」です。
リスク評価を踏まえて、リスクを低減するための政策や基準を決定し実施する
ことを「リスク管理」と言い、国では厚生労働省や農林水産省がこの役割を担っています。
例えば、農薬であれば、厚生労働省が食品中の農薬の残留基準を設定し、農林水産省が
農薬の使用基準を設定することが「リスク管理」です。また、当県を含む地方自治体が
流通農産物の残留農薬を検査することもリスク管理の一環です。
リスク評価やリスク管理の方法について、消費者・事業者・行政機関などが意見
交換することを「リスクコミュニケーション」と言います。
例えば、国や地方自治体が、食品のリスクについて意見交換会を開催したり、
政策決定の過程で意見募集したりすることがこれにあたります。
このリスクコミュニケーションを行うことで、関係者の知識を深め、リスク管理や
リスク評価を有効に機能させることができます。
リスク評価などについて詳しくは食品安全委員会のページを御覧ください
http://www.fsc.go.jp/
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│2│ インフォなび
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梅雨らしいすっきりしない天気が続きますね。梅雨時期の花といえば、あじさいを
思い浮かべる方も多いと思います。淡い色から濃い色までさまざまな色があって、とても
綺麗ですね。
このあじさいですが、食中毒の原因となることがあるのを御存じでしょうか。過去
には、装飾用に料理に添えられたあじさいの葉を食べたことで食中毒が発生しています。
あじさいは食べられませんので、目で楽しむだけにしましょう。
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
───────────────────────────────── ■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(6月11日〜6月16日のの検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■店頭掲示版を更新しました(No.90食品の放射性物質検査を行っています)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/06info/indx.html
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