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*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・ウェルシュ菌による食中毒が発生しました
■2 インフォなび
■3 ホームページ厳選採れたて情報
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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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▽▲ウェルシュ菌による食中毒が発生しました▲▽
先週、県内の社員食堂で「ウェルシュ菌」による食中毒が発生しました。
(患者数43人)
本件を含め、県内では過去5年間(平成22年以降)にウェルシュ菌による食中毒の
発生が5件(患者数450人)報告されています。
ウェルシュ菌が少量付いた食品を食べても食中毒には至りませんが、ウェルシュ菌
が大量に増殖した食品を食べると、約6〜18時間後に腹部の膨満や腹痛、下痢などの
食中毒症状を引き起こします。
ウェルシュ菌食中毒は、大量に作り置きした煮物などで発生しやすいのですが、
これはウェルシュ菌の次の性質が関係しています。
・通常は熱に弱いが、「芽胞」(がほう)という状態に変化すると100度で6時間加熱
しても生き残る。
・酸素のない環境で増殖する。
これらの性質から、芽胞の状態で加熱工程を生き残ったわずかな量のウェルシュ菌が、
酸素がなく生温かい煮物などの中で長時間置かれることにより、食中毒を起こすほどの
量に増殖するというものです。
ウェルシュ菌食中毒を防ぐ主なポイントは次の3点です。
(1) 加熱調理後速やかに食べる。(生き残ったわずかなウェルシュ菌が増殖する
時間を与えない。)
(2) 加熱調理後に保管する場合は、すばやく10度以下に冷ますか、65度以上の高温で
保管する。(ウェルシュ菌が増殖しやすい温度帯30〜47度を避ける。)
(3) 食べる直前に中心部まで十分に加熱(75度1分以上)する。(再加熱によって
ほとんどのウェルシュ菌を死滅させることができる。)
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│2│ インフォなび
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食の安全インフォメーション」では、現在、プレゼント企画として「クイズに答えて
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興味のある方は是非下記ホームページを御覧ください。
同ホームページでは、この時期に多いきのこによる食中毒や、冬季に多く発生する
ノロウイルス食中毒などの予防方法等も御紹介しています。正しい知識を身につけて、
食中毒を予防しましょう。
「にいがた食の安全インフォメーション」へリンク
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/index.html
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│3│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、
採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/
───────────────────────────────── ■農産物、畜産物、水産物、加工食品の放射性物質の検査結果について
(10月22日〜10月28日の検査結果は、すべて基準値未満でした。)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/topics/t110322.html
■食品表示ウォッチャーのページを更新しました
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con03/con03_03/con03_03_03.html
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