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もっと知りたい! パックご飯「たきたてご飯」の作り方
 
  パックご飯「たきたてご飯」などを製造している、
テーブルマーク株式会社新潟魚沼工場のことをもっと知りたい!
“西条(さいじょう)品質管理部長”に伺います。
  
   西条(さいじょう)部長! よろしくお願いします!

よろしくお願いします! なんでも聞いてください!
   製造工程「精米」〜「炊き水充填」を 詳しく教えてください!

「精米」工程では、 一般的の削り込みに比べ、少し多めに削り込みを行っています。 パックご飯を無菌化にするために、多めに削り込みをすることで、 お米由来の菌数を低く抑え、精米後はすぐに使用しています。
「加圧加熱」工程では、 瞬間的に高温・高圧で加熱することで、 食感を良くすると共に各種細菌を殺菌しています。 加熱温度については、管理基準値を定め、 生産開始時、1時間毎、生産終了時に モニタリング(確認)を行い記録します。「炊き水充填」工程では、 ご飯に使用される酸味料は、トウモロコシ由来の グルコン酸を使用しています。 製品のpH調整を行う工程は、衛生上の重要な工程と位置づけ、 「CCP:重要管理点」として、製品の安全を確保しています。 pH調整を行なうことによって、お米由来の細菌類を抑制し、 より安全性・保存性を確かなものとしています。 酸味料を加えた炊き水は、管理基準値を定め、 pH測定を行い、記録し、各数値に問題ない事を 確認後、使用しています。
   次に、工程「蒸気炊飯」、「シール包装」を 詳しく教えてください!

「蒸気炊飯」工程では、 フィルターを通したきれいな蒸気を使用しており、 加熱による殺菌を完全なものとしています。 炊飯温度は、管理基準値を定め、生産開始時、1時間毎、 生産終了時にモニタリングを行い記録します。
「シール包装」工程では、 無人の高度清浄区域で、トレー容器のまま 炊飯した製品を、炊飯直後の熱いうちにシール(密封)を 行う事で、二次汚染を防いでいます。 クリーンルーム内の清浄度は、毎月1回測定を行い、 点検を実施しています。
   工程「検査機器」を 詳しく教えてください!

検査機器の中から、特に重要と考えている 「X線検査機」と「密封性検査機」に分けてお知らせします。まず、「X線検査機」では、 これを「CCP:重要管理点」とし、製品の安全を 確保する重要管理工程となります。 製品への異物混入を防止する為、 X線検査機に1個ずつ全数を通過させております。 また、X線検査機の精度確認を生産開始時、 1時間毎、生産終了時に点検を行い記録します。
次に、「密封性検査機」も、 「CCP:重要管理点」とし、 製品の安全を確保する重要管理工程となります。 フィルムに穴が開く、剥がれる等のシール不良により、 密封性が損なわれた製品は、細菌類・真菌類(カビ)が侵入し、 品質劣化(変敗)が生じることがありますので、 密封性検査機に1個ずつ全数を通過させ、 シール状態の確認を行っております。 また、密封性検査機の精度確認を生産開始時、 1時間毎、生産終了時に点検を行い記録しています。
   工程「出荷前検査」を 詳しく教えてください!

検査には、管理基準値を定め、 製品をサンプリングし、様々な検査を実施しています。 pH測定、シール強度の検査やご飯の水分検査、 密封性の検査、細菌検査などを行い、 合格した製品を出荷しています。
   最後に、パックご飯(無菌化包装米飯) について、教えてください!

弊社のパックご飯は、各工程を経る事で、 あらゆる細菌類、真菌類(カビ)からの 汚染を抑制し、密封性を担保することで、 当該製品を300日(約10か月間)間、 常温で取り扱うことが可能となっています。
工程一つ一つに、強い思いを感じました! 西条部長、ありがとうございました!
 
  
         
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お問合せ先
新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係
電話025-280-5205
   



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