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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第27号:7月13日発行
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┏┏┏  ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第27号◆新潟県生活衛生課発行(平成19年7月13日発行)◆◆

*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
   にいがた食の安全・安心フォーラム2007 
   〜みんなで考える 農薬の必要性と安全性〜   

■2 ホームページ厳選採れたて情報

■3 食の安全・安心リレーコラム
   ・畑を作ってみて

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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!

       8月1日(水)開催決定!!    
▽▲ にいがた食の安全・安心フォーラム2007 ▽▲
   〜みんなで考える 農薬の必要性と安全性〜   

にいがた食の安全・安心フォーラム2007を開催します!
県主催でリスクコミュニケーションの取組として開催するもので、今回は「みんなで考える 農薬の必要性と安全性」がテーマです。

農薬と聞いて、皆さんどんなことをイメージするでしょうか?
消費者、生産者、そして私たち行政の立場それぞれでいろいろな考えがあると思います。今回のフォーラムでは、まず基本的な安全管理の仕組みを聞いていただいた後、パネルディスカッションと会場との意見交換を行います。参加したみなさんが共通理解を深められるようなイベントにしたいと考えています。

◇日時◇平成19年8月1日(水)13:30〜16:30
◇会場◇新潟県自治会館講堂(県庁隣り)新潟市中央区新光町4−1

◇プログラム◇
▽基調講演▽「農薬の食品健康影響評価とリスクコミュニケーション」
内閣府食品安全委員会委員 小泉直子さん(医学博士)

小泉さんは食品安全委員会発足当時からの委員で、専門は公衆衛生です。
今回は、農薬を中心に健康影響評価をどのようにして、健康対策評価をしているか、わかりやすく解説いただきます。あわせて、様々な物質が持つリスクについてどう理解するか、お話していただきます。

▽講演▽「農薬の適正使用等に係る行政の取組について」
農林水産省北陸農政局消費安全部安全管理課 鞍田邦浩さん

農薬の使い方について指導する立場で、行政の取組をお話しいただきます。

▽パネルディスカッション▽「みんなで考える 農薬の必要性と安全性」
コーディネーター 新潟薬科大学応用生命科学部 教授 藤井智幸さん

パネルディスカッションでは、消費者、農業者、食品販売業者、行政それぞれの立場で農薬について日頃感じていることなどをお話しいただきながら議論を深めていきます。
藤井さんは食品工学が専門で、にいがた食の安全・安心審議会委員も務めていただいており、食の安全のスペシャリストです。今回はコーディネーターとして議論のまとめ役をお願いしています。パネリストはこちらのみなさんにお願いしています。
消費者  榎並みほさん(新潟県総合生活協同組合家庭班理事) 
農業者  八幡昭雄さん(農業 県指導農業士) 
販売業者 森山 仁さん(株式会社原信 常務取締役)
行政   鞍田邦浩さん(農林水産省北陸農政局消費安全部安全管理課)
     遠山 潤さん(新潟県福祉保健部生活衛生課)
パネルディスカッションの後、ご来場の皆さんとパネリストの皆さんも交えて意見交換をしたいと考えています。

事務局といたしましては、このフォーラムが県民のみなさまの疑問や不安に少しでもお答えする場になれば考えています。
たくさんのみなさまからのご来場をお待ちしています。

▼フォーラムへの参加申し込みはこちら・・・

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│2│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!

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製菓衛生師試験を行います。

店頭掲示板「にいがた食の安全インフォメーション」を更新しました。

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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!

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第3回食のにいがた「学生料理コンクール」応募作品募集


県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報


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│3│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?

◇◇今週は…◇◇ 生活衛生課 牧さん から執筆していただきました!

★★★★         畑を作ってみて         ★★★★
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 4年ほど前から「畑を作るようになった」と言うより「作る羽目なっ
た」が正確なのですが。それまでは、89才になる母が一人で作ってました。農作業を続けさせることは体力的にも不可能で、諦めてもらうことにしましたが、しばらくの間、仕事を取り上げられたと言う意識があったようです(少し辛かったですが)。俺が作るからと口から出た言葉に安心したのか、畑のことは何も言わないようになりました。作るとは言ったものの、畑作業は、これまで採れた野菜を運んでやる程度で実際に鍬を持っての作業はやったことはなかったので、どうしようかと・・・。放っておけば草藪で荒れ地になり周囲に迷惑をかけることになるし、どのみち草取りなどの手入れが必要なので、運動不足の解消になるかなと軽い?気持ち(一念発起?)で女房を説得し、やる羽目になってしまいました。作り方など専門書に書いてあるしと、簡単に考えていたのですが、始めて見たものの、全くの度素人で、鍬など持ったことが無かったので悪戦苦闘の日々でした。
 
 何をどのようにすればよいのか分からず、見よう見真似の作業でした。
見かねた母の親しい人が畝の作り方、作物の種まき時期や肥料のやり方など畑づくりを手解きしてくれ、ジャガイモから始まりキュウリ、茄子、枝豆、里芋、サツマイモ、白菜、キャベツ等々を栽培し、収穫できた喜び、時期、時期の旬のものを食べた喜びは何とも言いがたいものがありました。
最初は草地にさえしなければと考えていたのですが、人間は欲が出るといろいろなものを作ってみたくなり、今では土日や休日の日課となっています。

 昨今、農産物の残留農薬等が話題となっており、私も仕事柄、食の安全・安心について話をする機会があるのですが、やはり農薬や添加物等に関心が非常に高いと思います。現実、自分で作ったものを家族が口にする訳ですから、農薬の使用には躊躇があります。使わずに済めばよいのですが使わずに収穫できるものは少ないことは事実です。よく言うまっすぐなキュウリや見てくれのいい野菜作りのために使ってるのではなく、キュウリ、なす、トウモロコシなどは特有の病気や病害虫等に否が応でも曝されるんです。農家の方の苦労が思い知らされた気がします。昨年の残留農薬ポジティブリスト制で農家の方は農薬の使用が厳しくなったと感じているようですし、食品業界では基準に適合しているかの確認に頭を悩ませています。
制度改革等には必ず痛みを伴いますが、「食の安全」という消費者の利益のために当然と考えるべき制度です。生産者や食品事業者は逆風ととらえず、消費者の信頼獲得の絶好の機会であるとそれこそポジティブに考えるべきでと考えます。

 私自身、農薬の散布時期や使用濃度などを守ることを心がけています。
特に、いつ種や苗を植え、使用した肥料の種類と量、農薬名と濃度、散布日を細かく栽培記録として残し、管理に役立てています。今ではノート四冊以上になりました。栽培記録は忘れがちな翌年以降の作物作りにも必需品になっており、今では我が家の大切な宝物です。
 4年前、あの時、女房がやってもいいよといってくれたことが支えになって、これまで二人三脚でやってこれたと思っています。女房には感謝です。
 食の安全・安心に携わる者として、作物作りを通じた経験が仕事に少しでも役立て行けたらと思ってます。

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│4│ 編集後記
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 この係に来てから早いもので3ヶ月が経過しました。だいぶ仕事にも慣れてきました。驚くことに毎週のように食中毒情報を目にします。その多くは、予防可能なものです。例えば、魚をよく水道水で洗えば、腸炎ビブリオの予防になります。また、焼肉をする時は焼く箸と食べる箸をかえるだけで予防になるのです。腸炎ビブリオと言う言葉を知らなくても、昔祖母や母が台所で魚を調理している姿を思い出すと内臓をよくとってから洗っていました。最近の魚は頭や内臓が取ってある調理済みのものをよく見かけます。ごみもでず大変便利なので私も愛用していますが、タッパーにつめられている魚は、きれいに見えるので洗わなくてもいいのでは、と思ってしまいます。しかし、ここで洗うのが食中毒予防なのだと思います。
 この3ヶ月で祖母や母よりも食中毒菌の名前は多く知るようになったと思います。でも、食中毒の予防方法は経験の豊富な2人には勝てないと思います。これからは、2人にも教えられるくらいに身につけられたらいいと思います。
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