安全安心とおいしさのポイントはレトルト殺菌工程にあります。
レトルトとは、もともと高圧釜の意味です。家庭の調理器具で言えば圧力鍋のようなものです。
通常の加熱では水蒸気やお湯は100℃までしか上がりませんが、レトルト釜は圧力を加える事で、より高温にすることができます。
この工程を活用して安全、安心、おいしさを生み出しています。
レトルト殺菌を行うことで、保存料を使用することなく、常温でも長期間の保存ができます。
当社のおかゆはおいしさを保ったまま18ヵ月間もの長い賞味期限があります。
レトルト殺菌と同時に遮光性、酸素バリア性が非常に高い包材を使用しているため、このような長い賞味期限を設定することができます。
しかし、包材の特性上、外袋から商品の中を見る事が出来ません(透明な袋でないため)ので、危険な金属異物や硬質異物などの混入リスクをなくすため、全製品を金属探知機と軟X線異物検出機で検査を行っています。
また、おいしさのポイントもレトルト殺菌工程にあります。
レトルトパウチ食品は、食品衛生法で「内容物をパウチ(袋)や容器に詰め、密封シールした後に中心温度が120℃で4分に相当以上の加熱殺菌を行う」という決まりがありますが、ここが一つのポイントとなります。
当社のおかゆは、この殺菌の温度と時間を様々に工夫し、一番おいしく出来上がるよう設定しております。(設定がうまくできないと、商品によっては、食味が変わってしまったり、形や色が変わってしまったりと様々な現象が起きてしまいます。)
これは、自宅で料理するのと同じように、一番良い火加減を調整するようなイメージです。