特定保健用食品とは…
特定保健用食品の類型
類型 |
許可マーク |
内容 |
個別許可型 |
|
当該食品の生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する科学的根拠について、審議会で個別に審査を受けて許可を得る必要があります。 |
疾病リスク低減表示の容認 |
特定の保健の用途に関与する成分を摂取することにより、疾病リスクが低減する効果が医学的・栄養学的に確立されている場合は、「疾病リスク低減表示」が認められています。現在容認されている表示はこちら。 |
|
規格基準型 |
|
特定保健用食品としての許可件数が多く科学的根拠が蓄積したと考えられるものについて、規格基準を定め、審議会の個別審査を受けず事務局審査で許可される特定保健用食品です。 |
|
条件付き特定保健用食品 |
|
特定保健用食品の審査で求められている有効性の科学的根拠のレベルには届かないものの、一定の有効性が確認されている食品の場合、 |
「○○を含んでおり、根拠は必ずしも確立されていませんが、△△に適している可能性がある食品です。」 |
と限定的な科学的根拠であることがわかる表示をすることを条件として許可される特定保健用食品です。 |
|
|
|
疾病リスク低減表示の容認 |
|
現在、次のものが、疾病リスク低減表示として認められています。 |
|
カルシウムと骨粗鬆症 |
|
|
|
「日頃の運動と、適切な量のカルシウムを含む健康的な食事は若い女性が健全な骨の健康を維持し、歳をとってからの骨粗鬆症になるリスクを低減するかもしれません。」 |
|
|
葉酸と子どもの神経管閉鎖障害 |
|
|
|
「適切な量の葉酸を含む健康的な食事は、女性にとって、二部脊椎などの神経管閉鎖障害を持つ子供が生まれるリスクを低減するかもしれません。」 |
これまでに認められた主な「保健の用途」の表現内容(例)
- 「お腹の調子を整える食品」
- 「血圧が高めの方に適する食品」
- 「コレステロールが高めの方に適する食品」
- 「血糖値が気になる方に適する食品」
- 「ミネラルの吸収を助ける食品」
- 「食後の血中の中性脂肪を抑える食品」
- 「虫歯の原因になりにくい食品」
- 「体脂肪がつきにくい食品」
- 「骨の健康が気になる方に適する食品」
- 「貧血気味の方に適する食品」
厚生労働省「健康食品のホームページ」…特定保健用食品に関する情報はこちら
特定保健用食品の必須表示事項
食品衛生法等に規定されているもののほか、次にあげる事項を表示しなければなりません。
- 保健機能食品(特定保健用食品)である旨
- 商品名、名称、原材料名、賞味期限、内容量
- 許可及び承認を受けた特定の保健用途の表示の内容
- 「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」
- 栄養成分表示
- 1日当たりの摂取目安量
- 摂取方法
- 摂取する上での注意事項
- 1日あたりの摂取目安量に含まれる該当栄養成分の量が栄養素等表示基準値に閉める割合(関与成分が栄養所要量の定められた成分である場合)
- 調理又は保存の方法に関する注意事項
- 許可証票又は承認証票(特定保健用食品のマーク)
特定保健用食品のパッケージ表示例
申請手続き・審査の流れ
|