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☆・☆・・「にいがた」から食の安全・安心をお届けします!・・☆・☆
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┏┏┏ ♪いただきます!にいがた食の安全・安心通信♪ ┏┏┏
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◆第7号◆新潟県生活衛生課発行(平成18年10月6日発行)◆◆
「にいがた」から「食の安全・安心」情報を、採れたて新鮮なままお届けするメールマガジン『いただきます!にいがた食の安全・安心通信』の第7号です!
休みを利用して少し長めの県外旅行にいってきました♪
旅先での楽しみはなんといっても、その土地その土地の旬の味覚。気がついたら常にお腹がぽっこり出てるくらい食べ過ぎてしまったり…。
で、旅先から新潟に帰ってきて思ったのは…「新潟の食って何を食べても美味しい!」ということです。旅をしてみてあらためて「新潟って食の宝庫なんんだなァ」と再認識しました☆
*** 今号の目次 ***
■1 食の安全・安心「注目」トピックス
・県民アンケートの結果がまとまりました!
■2 ホームページ厳選採れたて情報
■3 食の安全・安心リレーコラム
・秋を代表する海の味覚 … 鮭の「名前」
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│1 │ 食の安全・安心「注目」トピックス
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にいがたの食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピッアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!
★★★★ 県民アンケートの結果がまとまりました! ★★★★
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平成18年8月に県民300人を対象に「食育の推進や食の安全に関する取組への期待」がテーマの県民アンケートを実施しました。
その結果、283人の皆様から回答を頂きましたが、アンケートの結果は、予想どおりのものからそうでないものまで、多様な意見があることがわかりました。
この結果は県の食育や食の安全の計画の策定及び県の情報提供に活用することとしています。
さて、このアンケートを行うにあたり一番注目していた設問は、「にいがた食の安全・安心条例の認知度」です。たぶん認知度が低いであろうことは予想していましたが、ここまでとは思いませんでした。
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│ 条例の名前も内容も知っている 3人 1.1% │
│ 名前は知っているが内容は知らない 59人 20.8% │
│ 名前も内容も知らない 217人 76.7% │
│ 無回答 4人 1.4% │
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従来の条例は規制条例が多く、規制の対象となる方々が知っていれば良いという考えのもと、広く県民の方々にお知らせするという姿勢が欠けていたと思います。実際、県職員である私も、担当業務以外の県の条例は馴染みがありません。
しかし、にいがた食の安全・安心条例は、規制を主眼とするものではなく、食の安全・安心に対する県の考え方や関係者の責務及び役割を示した、いわゆる理念条例というものであり、条例という形で県民の皆様に取組を呼びかけているため、知ってもらうことが大変重要になります。
条例そのものを知っていただく取組は、効果的な前例がなく(お役所的ですね)、どうやったら皆さんに知ってもらえるのでしょうか?今回のアンケートでも、情報を入手する手段としては、やはり新聞・テレビが上位を占めていました。県でも、新聞・テレビの広報枠を持っています。しかし、スペースも時間も限られており、条例そのものを知っていただくには必ずしも適したものとは言えないようです。やはり、条例に基づく様々な事業やイベントを開催し、新聞・テレビにいかにして取り上げてもらうかではないかと思っています。
食の安全・安心に関する県民意見交換会を行った際に、条例の周知はパンフレットを役場や出先機関の窓口に配置していますと答えたところ、「そんな方法では住民の目に触れない。回覧板やケーブルテレビを活用したらどうか」という意見を頂きました。
アンケート結果を見て、改めて条例の制定をお知らせする取組が不十分であったと反省するとともに、もっと効果的なPRのやり方を工夫しなければと思ったところです。
読者のみなさんの中にも、良いアイディアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご一報いただければ参考にさせていただきます。
反省と決意を新たにしたところで、県としても今後、条例を含め食の安全・安心に関する情報を積極的に発信していきますのでご期待ください。
▼▼平成18年度第2回県民アンケート調査報告書はこちらからご覧ください!
▼▼「にいがた食の安全・安心条例」はこちらから… m(_ _)m
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│2 │ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!
★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!
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■牛肉の原産地表示に取り組む県内の外食店をご覧になれます!
現在、ホームページ掲載分だけで36店舗になりました!外食事業者の皆さん!あなたのお店でも牛肉の原産地表示を進めませんか?
■スギヒラタケの摂取を控えましょう!
スギヒラタケは、いまだに安全性が確認されていませんので、収穫シーズンを迎えるに当たって、今年度も引き続き摂取を控えるようお願いします!
■野菜等の残留農薬検査結果(8月分)を掲載しました!
北海道函館市産のかぼちゃから、農薬ヘプタクロルが食品衛生法の残留基準値以上に検出されました。しかし、健康に悪影響を及ぼすことはありません。
■腸炎ビブリオ情報第8回を発信しました!
■県内BSE検査情報(9月分)を掲載しました!
■生食用岩かき等の検査情報を更新しました!〜今年度採取終了〜
★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★…からお届けします!
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■ふれあい畜産フェスタ2006開催のお知らせ!
前回もトピックスで取り上げた「ふれあい畜産フェスタ」がいよいよ10月7日(土)に開催されます。あの「にいがた地鶏」の試食販売やクリーンポーク豚汁の無料提供もございますので、ぜひお出かけください!
■開放系試験栽培における交雑の有無の確認結果について
■特別栽培農産物地域認証委員会の委員を募集します!
▼▼新潟県特別栽培農産物認証制度の概要はこちら
■にいがた21地産地消ネットワーク情報誌第19号を掲載しました!(PDF:398KB)
■10月は地産地消月間です。地産地消イベント情報を掲載しました!(PDF:318KB)
■「米粉を利用した洋菓子作り講習会」を11月15日に開催します!
■県内養鶏場の鳥インフルエンザに関する情報を更新(10月1日現在)
☆ミニコーナー ★★新潟県広報テレビのお知らせ★★
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■UX「ほっとホット新潟」10月14日(土)午後5時55分〜59分
〜〜テーマ「大丈夫ですか?あなたの食生活」〜〜
最近何かと話題の「メタボリックシンドローム」の予防情報を中心にお伝えします!関連のホームページ掲載情報は以下のとおりです☆
▼食事バランスガイド(農林水産省)
▼エクササイズガイド(厚生労働省)
▼新潟県健康づくりフェスタ(新潟県)
■BSN「県政ナビ」10月15日(日)午後5時25分〜28分
〜〜テーマ「新潟は『きのこ王国』!」〜〜
新潟県は「エノキタケ」の生産が全国第2位。そんなエノキタケの新品種「雪ぼうし」の話題を中心にお伝えします!
▼「雪ぼうし」関連のホームページ掲載情報は以下のとおりです☆
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│3 │ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?
◇◇今週は…◇◇ 審議会の 石川 修 委員(株式会社加島屋 製造部取締役)から執筆していただきました!
★★ 秋を代表する海の味覚 … 鮭の「名前」 ★★
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猛暑の夏から爽やかな秋へと季節は移り変わりました。食欲の秋到来ですが、秋を代表する海の味覚と言えば、やはり脂ののった鮭ではないでしょうか。鮭は北日本各地の河川にそ上・産卵しますが、地域や熟度により呼び名が異なり、いろいろな名前がついていますので、今回は鮭の名前についてお話してみたいと思います。
新潟県の河川にそ上する鮭は、標準和名をシロサケといいます。サケ目サケ科サケ属の魚で、国内で昔から単にサケと呼ばれていましたが、外国産サケ属の魚であるベニサケ、ギンサケ、マスノスケ(英名キングサーモン)などと区別するためにシロサケと呼ばれるようになりました。北海道では秋に帰ってくる美味しい魚という意味で秋味(あきあじ)、秋鮭と呼ばれ、沿岸の定置網で大量に漁獲されています。
産卵のため本州に戻る途中に北海道沿岸で漁獲されるものはメジカと呼ばれています。故郷の川にたどりつくまでにまだ日数がかかり、2次性徴(鼻曲がりになったり、婚姻色が出て赤味を帯びること)の特徴が出ていないので、目と鼻先の距離が短いために目近と言われるようになったそうです。
銀色に輝く体には脂肪分がのっています。
河川にのぼる数ヶ月前に北海道の沿岸や沖合いで漁獲されるものは、トキシラズ(時不知)と呼ばれています。鮭が帰ってくる季節ではない初夏に獲れることからこの名前がつきました。産卵までのエネルギーを脂肪の形でたっぷり蓄えているため、脂ののったおいしいシロサケとして知られています。
そして何よりも忘れてはいけない、本県の川に遡上・産卵するシロサケ、いわゆる地鮭です。脂肪分は低いのですが、独特の味・香りが尊ばれています。先人の知恵により、地鮭の特徴を生かした様々な料理や保存方法が現代に伝承されています。
新潟県にはもう1種類サケ属の魚がいます。河川の上中流に生息するヤマメの一部が海に下り成長し、翌年産卵のために河川に戻ってくるもので、サクラマスと呼ばれています。桜の咲く季節に川をさかのぼり始めるため、また身がきれいな桜色をしていることからこの名前がついたといわれています。北海道には上記2種のほかに、オホーツク海側の河川に8月から9月にかけてそ上・産卵するカラフトマスがいますので、日本の河川には3種類のサケ属の魚が生息していることになります。
毎年北海道では五千万尾を超える水揚げ数量に達している。以前サケの孵化事業に携わっていた人に話を聴いたことがあります。「サケの孵化事業は人工的に増やす技術は十分確立できて成果を得ている。これから我々人間は自然産卵のできる環境を整え、人工のみではなく、自然産卵の手助けをしていく必要がある…」と目を細めて語ってくれたことを思い出しました。
いずれにしても漁獲される時期や場所、熟度によって脂肪分が異なるため、味についても一概に語ることはできません。何より食べてみるのが一番。
まずは秋の味覚を楽しんでみてください。
▼新潟県農林水産部ホームページ「旬の情報」にも、「鮭」の情報はのっていますよ♪ ※12月の旬としてですが…(-_-;)) |
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