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いただきます!にいがた食の安全・安心通信

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第41号:平成20年1月25日発行
*** 今号の目次 ***

■1 食の安全・安心「注目」トピックス
  ・フグによる食中毒にご注意!

■2 ホームページ厳選採れたて情報

■3 食の安全・安心リレーコラム
  ・「おから」は産業廃棄物?

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│1│ 食の安全・安心「注目」トピックス
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食の安全・安心に関する情報の中で、今最も注目を集めている話題をピックアップして、皆さんへ紹介するコーナーです!


▲▽        フグによる食中毒にご注意!        ▲▽

 茨城県内で、除毒処理されていないフグが販売され、それを購入した方が自宅で食べお亡くなりになりました。
 また、12月には広島県内において自分で釣ったフグを調理して食べた方がお亡くなりになるなど、フグによる食中毒死亡事件が相次いで発生しています。

 除毒処理されていないフグの小売りは禁止されており、県内で売っているところはないと思いますが、自分で釣ったフグを家庭で調理して起きる食中毒は、県内でも毎年発生しています。(平成19年は2件) フグは、有毒部分を除去することにより食用にできる種類もありますが、フグの種類の鑑別や除毒方法は専門的な知識と技術が必要ですので、家庭では除毒処理されていないフグの調理はしないでください。

 フグ毒に関しては、様々な説が流れ、体験やうわさが加えられて多くの話が流布しており、誤解を招いているものもあるようです。
 小さいフグは、毒が少ないという迷信もあるようですが、フグの毒は、生息海域により異なり、個体差もあり、大きさは安全の目安になりません。

 「以前○○フグを食べたけど大丈夫だった」という話もありますが、運が良かっただけで、次に同じフグを食べた時は、亡くなることもあるのです。
 フグの素人調理は非常に危険です。絶対にやめましょう。

 新潟県では、「新潟県フグ中毒の防止に関する要綱」を制定し、除毒されていないフグを取り扱う営業施設と、その施設で除毒処理を行う人を規制しています。
 フグを食べるなら、プロの調理人がいる飲食店でおいしくいただきましょう。

新潟県:フグの取扱いについて

新潟県:フグ中毒の発生状況

新潟県:フグの除毒処理が可能な施設

厚生労働省:フグの取扱いに係る監視指導の強化について

厚生労働省:フグの取扱いを誤解させる不適切な番組の放送について

茨城県:食中毒の発生概況について(フグ食中毒)


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│2│ ホームページ厳選採れたて情報
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新潟県ホームページ内に掲載された「食の安全・安心」情報について、採れたての最新情報をずらりと取りそろえましたので、ご覧ください!

★★「にいがた食の安全インフォメーション」★★…からお届けします!

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■食品衛生違反者の公表をしました。(残留農薬基準違反)

■宮城県産生食用かき(もちかき8粒青)が自主回収されています

■食品回収情報を更新しました。4件掲載しています。

■ノロウイルスによる感染症胃腸炎・食中毒情報随時更新中

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★★「安全・安心で豊かな食と緑の故郷づくり」★★からお届けします!
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■海づくり大会:子ども鮭プロジェクトを展開中です
 県内では多くの小中学校で、漁業者の協力のもと、総合学習などを通じて稚魚の飼育放流、塩引き作り、サケを育む河川環境などの学習が行われています。
 「子ども鮭プロジェクト」を通じて、「海〜川〜森の自然環境を守ること」の大切さと、鮭増殖の発祥地新潟県における漁業者や学校の取組を、全国に向けて発信していきます。

■ 明日の農業・農村づくりのための研修会を開催します。

■にいがた「なりわいの匠」認定事業について

■中国(北京)で県産コシヒカリの販売プロモーションを行います
中国向け精米輸出第2弾として、北京市での販売開始にあわせ県産コシヒカリの販売プロモーションを実施します。

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★★    厚生労働省、農林水産省からの注目情報です!    ★★
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■米国産牛肉等(牛肉及び舌)の混載事例について(厚生労働省)

■米国産牛肉(牛すじ)の混載事例に関する米国農務省の調査報告書の提出について(農林水産省)

■株式会社カワマツ及び新津さつき農業協同組合における不適正表示に対する措置について(農林水産省)

■「平成20年度輸入食品監視指導計画(案)」に関する意見の募集について(厚生労働省)


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│3│ 食の安全・安心リレーコラム
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にいがた食の安全・安心審議会の委員の皆さんと、食の安全・安心関係部局の新潟県職員が、毎回交互にコラムを執筆します!食の安全・安心にたずさわる人々の、普段は聞けない生の声が聞ける……かも?

◇◇今週は… 福祉保健部生活衛生課 佐藤淑美 が執筆しました。

★★★        「おから」は産業廃棄物?       ★★★

 先月の新聞に、大量のおからを不法投棄していたとして、肥料生産会社と豆腐製造会社の4人が逮捕されたという記事がありました。

 おからクッキーやおからドーナッツなど安くて体にいいと、おから入りの食品がここ数年で増えたように思います。しかし、腐りやすく日持ちがしない「おから」を豆腐業者さんが処理に困っているという事実もあるそうです。

 その記事によると、豆腐を作った際に出る「おから」のうち、人間が食べるつまり食用として流通する量はごく一部で、ほぼ半分は家畜用の飼料などに回され、それ以外は「廃棄物」となり、産業廃棄物業者が有料で回収しているとのこと。
 食べ物が「産業廃棄物」になってしまうなんて、私は違和感を覚えます。
なんだかゆがみのようなものを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 おからといえば、たんぱく質やミネラル、食物繊維を多く含む栄養満載の食材です。また、以前祖母に「卯の花」という呼び名を教えられた事を思い出します。それほど大切な食べ物だったわけです。

 そういえば、子どもの頃近所のお豆腐屋さんにおつかいに行くとしょっちゅうおまけに「おから」をもらっていました。
 しかし今では、もらったところでもてあましてしまうお客さんが増えたせいか、頂くこともなくなりました。

 みなさんも「おから」は「産業廃棄物」だと思いますか?


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│4│ 編集後記
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 以前、編集後記で新潟市ではスタッドレスいらないのでは?と書きましたが、その考えが甘かったことを悟らされるくらい寒い日が続いています。
 寒い日が続くと、あまり台所に立ちたくなくなるので、調理の簡単なものですませてしまいます。
 この時期は、やっぱり鍋ですよね。野菜をたくさんとれるし、簡単に短時間でできるというメリットがあります。

 さて、食中毒は意外と冬にも多いと言うことをご存知ですか?
 私は、この仕事につくまで知りませんでした。寒いと食べ物は腐りにくくなるし、食中毒菌も冬眠している(笑)と思っていました。
 ところが、近年おなじみのノロウイルスは冬場に大流行します。
 ここ数年は冬場のノロウイルスによる食中毒に特に注意が必要になっています。
 食中毒予防のためにも食べ物は十分に加熱しておいしくいただきましょう。

 食中毒統計(にいがた食の安全・インフォメーション) 
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新潟県福祉保健部生活衛生課食の安全・安心推進係 E-mail:ngt040250@pref.niigata.lg.jp
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