新潟県ホーム にいがた食の安全インフォメーション
メインメニューをスキップ

食の安全インフォメーション内検索
新潟県庁ホームページ内を検索
TOPページ サイトマップ 食の安全・安心情報 食品安全寺子屋  
食品安全の取組 食品安全ネットワーク 相談窓口一覧      

「おう吐物の処理手順」(PDF:495KB)



感染性胃腸炎流行期には、おう吐物中にはノロウイルスが含まれている可能性があり、おう吐物の処理者(非感染者)や周囲の方がノロウイルスに感染するおそれがあります。感染拡大を防止するために、適切におう吐物を処理しましょう。


@ はじめに換気します。(窓や戸を開ける、換気扇を回す等)
処理者以外は感染防止のために、おう吐のあった部屋から外に出ましょう。
 

A おう吐物を新聞紙等で覆い、汚染の拡大を防止します。
 

同時に、消毒液(※)を作りましょう。
(※)おう吐物の処理のための消毒液:1,000ppm次亜塩素酸ナトリウム液

          <簡単な作り方1>           <簡単な作り方2>
空のペットボトル(500ml)にキャップ2杯(約8ml)の6%次亜塩素酸ナトリウム液を入れ、水で満たす。

  誤飲防止のため「消毒液」と表示する
6Lの水に6%次亜塩素酸ナトリウム液100mlを入れる。
(ポイント:6Lの水にあらかじめバケツ内側に6Lの線を引いておくとよい。)

  次亜塩素酸ナトリウム液

B 作業者の感染防止のため、使い捨てマスク・手袋・エプロンを着用します。
  手袋は二重にします。
C ビニール袋は口を開いた状態で2つ準備します。消毒液を新聞紙等にかけて直ちに、おう吐物を集めてビニール袋に入れます。(手袋(外側)も入れます。)
ビニール袋の口を軽く折っておきましょう。
  

 

D 処理後の床を消毒液で10分間覆います。(塩素が消費されにくい白いペーパータオルや白い綿のタオル等(処理後は捨てる)の使用が望ましいです。)

 
<参考情報>
次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があります。
カーペットや畳等におう吐物が付着した場合は、アイロン掛けが有効です。
(ノロウイルスの失活には、次亜塩素酸ナトリウムのほか『加熱(中心部85〜90℃、90秒間以上)』が有効であるため)

E 処理後は水拭きし、消毒液の残りをおう吐物の入ったビニール袋に注ぎ、この袋の口を縛り、これをもう1枚のビニール袋に入れます。
さらに、使用した手袋・マスク・エプロンを捨て、袋の口を縛ります。

  

  

F 【重要!】 感染防止のために、『十分に泡立て、よく流す手洗い』を行います。
  

G もう一度『十分に泡立て、よく流す手洗い』を行います。
  

 
終了です。窓や戸を閉めましょう。
 

(上記のおう吐物は、シュレッダーくずに着色液を加えて作成した模擬品です。)

▲ページの先頭へ

お問い合わせ このサイトの使い方 個人情報の取り扱いについて 著作権・リンク等について
Copyright(C)1996-2005 Niigata Prefectural Government. All Rights Reserved.本文へ戻るメインメニューへ戻る