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はじめに換気します。(窓や戸を開ける、換気扇を回す等)
処理者以外は感染防止のために、おう吐のあった部屋から外に出ましょう。
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おう吐物を新聞紙等で覆い、汚染の拡大を防止します。
同時に、消毒液(※)を作りましょう。
(※)おう吐物の処理のための消毒液:1,000ppm次亜塩素酸ナトリウム液
<簡単な作り方1> |
<簡単な作り方2> |
空のペットボトル(500ml)にキャップ2杯(約8ml)の6%次亜塩素酸ナトリウム液を入れ、水で満たす。
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6Lの水に6%次亜塩素酸ナトリウム液100mlを入れる。
(ポイント:6Lの水にあらかじめバケツ内側に6Lの線を引いておくとよい。)
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作業者の感染防止のため、使い捨てマスク・手袋・エプロンを着用します。
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ビニール袋は口を開いた状態で2つ準備します。消毒液を新聞紙等にかけて直ちに、おう吐物を集めてビニール袋に入れます。(手袋(外側)も入れます。)
ビニール袋の口を軽く折っておきましょう。
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処理後の床を消毒液で10分間覆います。(塩素が消費されにくい白いペーパータオルや白い綿のタオル等(処理後は捨てる)の使用が望ましいです。)
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<参考情報> |
次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があります。
カーペットや畳等におう吐物が付着した場合は、アイロン掛けが有効です。
(ノロウイルスの失活には、次亜塩素酸ナトリウムのほか『加熱(中心部85〜90℃、90秒間以上)』が有効であるため) |
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処理後は水拭きし、消毒液の残りをおう吐物の入ったビニール袋に注ぎ、この袋の口を縛り、これをもう1枚のビニール袋に入れます。
さらに、使用した手袋・マスク・エプロンを捨て、袋の口を縛ります。
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【重要!】 感染防止のために、『十分に泡立て、よく流す手洗い』を行います。
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もう一度『十分に泡立て、よく流す手洗い』を行います。
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終了です。窓や戸を閉めましょう。
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(上記のおう吐物は、シュレッダーくずに着色液を加えて作成した模擬品です。) |