主な食中毒菌・ウイルス
新潟県で発生している代表的なものです。詳しくは名称をクリックしてください。
ノロウイルス
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ヒトの腸管の細胞でのみ増殖します。100個程度のウイルスを摂取しただけで発症し、嘔吐、腹痛、下痢等の症状を引き起こします。冬に多発する食中毒です。このウイルスは二枚貝に含まれていることが多いほか、人から感染することもあります。
感染性胃腸炎の原因ウイルスの1つであり、冬季、感染性胃腸炎の流行に伴い、このウイルスによる食中毒が発生しやすくなります。
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カンピロバクター
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家畜、家きん、ペット、野生動物、野鳥等の腸内に存在する食中毒菌で、主に食肉(特に鶏肉)に付着しています。わずか100個程度の菌を摂取すると発症し、発熱等の前駆症状の後、吐き気、腹痛、下痢等の症状を引き起こします。
カンピロバクター等は、十分に加熱することで死滅させることができます。食肉は、中心部まで十分加熱(75℃・1分間以上)して食べましょう。
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黄色ブドウ球菌 |
環境に広く分布しています。また、人の鼻、咽頭、腸管、化膿創等に分布しており、くしゃみや手指を介して食品を汚染することがあります。
この菌は食品中で増殖する際、エンテロトキシンという毒素を生産し、嘔吐、腹痛、下痢等の症状を引き起こします。この毒素は、熱に強く、通常の調理では分解されないので注意が必要です。
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腸炎ビブリオ
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海の中に存在する食中毒菌で、海水の温度が上昇(20℃以上)すると急激に増殖して魚介類に付着します。
激しい腹痛と下痢、発熱、嘔吐等の症状を引き起こします。
県では、腸炎ビブリオ食中毒予防事業として、漁港に水揚げされた『アジ』について腸炎ビブリオがどのくらい検出されるか調査しています。
毎年6月から9月までの間、定期的にお知らせすることとしておりますので、結果を参考に予防してください。
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サルモネラ |
ほ乳類、鳥類(特に鶏)、は虫類、両生類が保菌している場合があります。乾燥に強く、土壌や冷凍食品中でも長時間生存します。
わずか100個程度の菌を摂取すると発症し、腹痛、下痢、発熱等の症状を引き起こします。
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ウェルシュ菌 |
人や動物の腸の中、土壌、下水に広く生息していて、酸素がないところで増殖します。
多くの場合、6〜18時間の潜伏時間の後、腹部の膨満、腹痛、下痢等を引き起こします。
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食中毒の原因細菌・ウイルスの種類とその感染経路及び予防対策をまとめた表です。
[PDF]病原微生物による食中毒早見表(84KB)
毒きのこ、毒草による食中毒について知りたい方は、こちらをご覧下さい。
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