アジサイ
- 6〜7月の梅雨時期に特徴的な花を咲かせるアジサイも、食中毒の原因となることがあります。
- 平成20年6月には、茨城県と大阪市の飲食店で、料理に添えられた装飾用の「アジサイの葉」を喫食したことによる食中毒が発生しました。
トリカブト
- 毒草として有名なトリカブトは、アコニチン等の有害物質を含み、食べるとおう吐、下痢、めまい、麻痺等の中毒症状を起こし、死に至ることがあります。
- トリカブトの葉とニリンソウを間違って食べた例が多く報告されています。
ジャガイモの芽
- 身近な植物の例として、ジャガイモの芽や皮(特に緑化した部分)にはソラニンという有毒物質が多く含まれており、食べるとおう吐、下痢、呼吸困難等の中毒症状を起こします。
- 食中毒は学校菜園や家庭菜園で栽培したジャガイモで多く発生しています。
- 未成熟の小型ジャガイモは、ソラニン類が多いので摂取を避けましょう。
- 芽や皮をきちんと取り除いて調理しましょう。特に緑化した部分は厚くむきとりましょう。
ギンナン
- ギンナンを食べ過ぎると、けいれん、おう吐等の中毒症状を起こします。ギンナンに含まれる4-0-メトキシピリドキシンという物質が原因です。
- 「ギンナンは歳の数以上に食べてはいけない」という言い伝えがあります。
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アジサイ
ヤマトリカブト
写真提供 : 東京都健康安全研究センター
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